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「心の掃除」の上手い人下手な人 集英社文庫

Shigeta Saito

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087462692
ISBN 10 : 4087462692
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2008
Japan

Content Description

ストレスをためているから人の目が気になる。引け目があるから卑屈になる。そんな悪循環を断つ為にはまず明るい挨拶。笑顔にスイッチすれば、クヨクヨした気分がオフ、周りにいい空気が生まれる。失敗だって笑い飛ばせば引きずらない。人に思いやりを持てば心に余裕が生まれる。心のホコリを上手に払って、前向きな自分を取り戻すコツは?ポジティブ人生の達人・茂太先生のハート・クリーニング。

目次 : 第1章 「明るい自分」は朝つくられる/ 第2章 「力を抜く」と力が生まれる/ 第3章 がんばる人は、がんばり過ぎない/ 第4章 前向きな人は、失敗から学ぶ/ 第5章 「自分を好きな自分」をつくる/ 第6章 「幸運な人」は、その準備ができている

【著者紹介】
斎藤茂太 : 1916年東京生まれ。精神科医、エッセイスト。歌人・斎藤茂吉の長男。明るく前向きな発想で読者を魅了し“モタさん”と親しまれる。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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頑張る」という言葉、あまり好きではなくて...

投稿日:2012/02/09 (木)

頑張る」という言葉、あまり好きではなくて、すでに努力している人に対して「がんばれ」って言うの、何だかいやだなー他の表現はないかなといつも思っていました。この本にも「応援してるよ」という気持ちを伝えてあげることの方がよいんじゃないかと書かれていて、共感できました。(脱線しますが、「がんばれ」に代わる励まし・応援のフレーズ何かないのかなあ。)“「がんばる」ことをがんばらない”っていうのも、なるほど〜と思えます。(この本を手に取る方は特に)みんな充分頑張っていたり、頑張りすぎてオーバーワークになっている場合がほとんどだと思います。だけどただ何もかも放り出すだけじゃなくて、休み方、手のぬき方をどうするか、真剣に考えることが大切なんですね。いつも元気に見える人は、きっとこの勘定がうまいんだと思います。一冊読んですぐ何かが変わるわけではないけど、具体的な方法も書かれてあるので、実践することで少し心が軽くなります。たとえばその一つは、行動ルールを自分で決めて、それに従うこと。人とあったら一流ホテルの係員になった気分で、とっておきの笑顔と挨拶をするとか。人前では泣かないとか。「こんなことはしたくない」と漠然と考えているだけではなくて、決めごと・行動形式として固定してしまい、感情を一切いれずに機械的に行うことが大切だそうです。なかなか続けるのは難しいですが、自分はどんな風に生きたいのかを見詰めなおして、それに合った行動ルールを遵守しようと心がけることで、自分にイライラすることも少なくなりそうです。うまく説明できませんでしたが、茂太先生はもっと分かりやすく、やさしく説明してくれていますので、気になった方はぜひ一度手に取ってみてください。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ

    サッカー日本代表長谷部キャプテンがよく読んでいたという本書ですが、色々とためになるコトが多数書かれていました。普段の日常において、ちょっとだけモノの見方や考え方を変えるだけでだいぶ違った過ごし方になるのかもしれません。何から何まで全て本書に書かれているように実行できるワケではないと思いますが、ひとつでも多くココロがけて過ごしてみるといいかもしれません。読んでいてココロが少し落ち着き、不安定なキモチをフラットにしてくれる貴重な内容でした。本書を繰り返し手にとるコトで、少しずつ変われていくのかもしれませんね。

  • ehirano1

    「イやなことは、紙に書いて、うっぷんを晴らしてしまうのだ(p66)」は田村耕太郎さんも「頭にきてもアホとは戦うな!」で紹介していました。そういえばリンカーンは、部下の失態を罵倒した手紙を書いていましたね。結局、リンカーンの奥方が手紙をしまい込むことで、失態を犯した部下にリンカーンの罵詈雑言は届くことはなかったとのことですが、これがヒントになんているんでしょうか?

  • ゴンゾウ@新潮部

    おかげさまで心の掃除が出来ました。気持ちを楽にすることってなかなか出来ないけれども大切だ。疲れたとき、しんどいときに読み返します。【ナツイチ 2017】

  • 扉のこちら側

    2018年175冊め。モタさんの本はまったりとした雰囲気。「取り越し苦労の『がんばり過ぎ』はケンカの素」はよくわかる。ゆるくやっていきたい。

  • ひろちゃん

    「成功したらよし、失敗してもいい」という言葉が心に残った。

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