Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• ぐうぐう

  読了日：2014/05/13

  古今東西の神秘家を紹介する『神秘家列伝』。不思議な力は見えないもので、その証明はなかなか難しい。それは水木がこだわり描き続けている妖怪と似ている。スウェーデンボルグや安倍清明など、不思議な力を持った人物を、しかし水木は、無条件に肯定しているわけではない。その不思議な力に興味を覚えながらも、独自の分析を交えながら、どこか冷静な視線が存在しているのがいい。あとがきで水木が述べている、観察という言葉が実にしっくりと来る。

• あっきー

  読了日：2019/07/01

  ✴３　上巻はスウェーデンボルグ、ミラレパ、マカンダル、明恵、安倍晴明、長南年恵を紹介、鈴木大拙がスウェーデンボルグを訳していて禅の関連本を読んだ時にこのマンガを読んで理解が深まった、自分はこの分野の作品が一番気に入っている

• とんかつラバー

  読了日：2020/07/13

  ミラレパが弟子入りする尊師が全然尊くなくて俗っぽいのが水木さんらしさ全開でいい

• 大臣ぐサン

  読了日：2014/04/08

  1997年創刊の『怪』創刊号から連載された神秘家列伝。18世紀スウェーデン出身の神秘主義者スウェーデンボルグ、チベット仏教四大宗派の一つであるカギュ派の宗祖ミラレパ、ハイチの革命家にしてブードゥー教の聖人マカンダル、『夢記』を著した瞑想の達人明恵、言わずと知れた陰陽師安倍晴明、明治の奇人長南年恵と、古今東西バラエティに富んだ人選。水木しげるの得意とする伝記物のなかでも神秘家に焦点を当てたこのシリーズは大先生の独自の視点が大いに反映されて読み応えがある作品だ。

• 灰月弥彦

  読了日：2014/04/04

  誤植をみつけてしまってがっくり

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します