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水木しげる厳選集 異 ちくま文庫

Shigeru Mizuki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480439680
ISBN 10 : 4480439684
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界中の読者に愛され、語り継がれる漫画家・水木しげる。底なしの想像力と鋭い観察眼が生んだ無二の世界へ編者が誘う作品集。解説 ヤマザキマリ

【著者紹介】
水木しげる : 1922年鳥取県境港市出身。太平洋戦争に従軍し、戦地で左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を描き始めたのち漫画家に転じる。講談社児童まんが賞、日本漫画家協会賞文部大臣賞、仏アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞ほか受賞歴多数。91年紫綬褒章、2010年文化功労者。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』などがある。15年逝去

ヤマザキマリ : 1967年東京都生まれ。84年渡伊、国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で油絵と美術史を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』で手塚治虫文化賞短編賞を受賞。16年芸術選奨受賞。17年イタリア星勲章コメンダトーレ綬章。24年『プリニウス』(とり・みきとの共作)で手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 道楽モン

    熱狂的な水木しげる愛読者であるヤマザキマリ厳選のアンソロジー。私はすべて未読であったが、収録作すべてを堪能した。孤高の表現者である水木しげるの新しい魅力を発見出来たのも本書のおかげだ。自らの体験から、反戦思想を根底においた人間という生き物に対する醒めた視点は、おのずから人間を超越した異次元の存在、アミニズム的な思想を具現化する作品を生んだ。鬼太郎や悪魔くんはこの系統。ヤマザキ選の作品は、昭和という時代の中に、脆弱な人間の愚かさを組み込んだ作品が多い。彼女のフィルターは、水木&ヤマザキ両者の魅力を炙り出す。

  • のぶのぶ

    掛川市二の丸美術館で「妖怪道五十三次と妖怪図鑑展」を見に行く前に、近くの高久書店に寄りゲットしてきた本(漫画)。今は、妖怪が出そうな雰囲気がなくなっている。妖怪は、怖いものではあるが、どこか人間の生活の仕方、生き方を制御(抑制)するきっかけになっていたもののように思う。この選集もメッセージ性が高いものが多い。一番いいなと思ったのが、お墓などにお参りに行き、拝むと頭の上に輪ができ、それを霊が食べている。「拝む心」を食べている。また拝んでもらうために、取り憑いている悪霊をとってくれる。なるほど、納得

  • スリカータ

    ヤマザキマリさんが選んだ水木しげる集。風刺が込められている。水木しげるさんが描く人間は男女共にネズミ男のような顔が思い浮かぶけど、梅図かずおが描くような写実的な女性も描いており、意外に思った。

  • なつのおすすめあにめ

    現代社会批判、ルッキズム批判など社会的な作品。「世界屁リンピック」(タイムリーだ)や、玉袋を活用する狸やらが登場するギャグもの。あの世とこの世の恋愛を描いた作品。『ゲゲゲの鬼太郎』だけじゃない水木しげる先生の作品世界を楽しめる。

  • くるぽん

    全部面白かった。さすがヤマザキマリさんの厳選集。子どもの頃にはアニメでゲゲゲの鬼太郎しか触れてこなかった私だが、水木ワールドを最近になって知って驚いている。生と死、人間と妖怪と神と仏、この世とあの世、得体の知れない何かおそろしさとユーモアと風刺と…人生のやるせなさ、なぜか可愛さまである。上手く言えないがとにかくすごい。

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