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マンガ水木しげる伝完全版 上 「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ」改題

Shigeru Mizuki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784063608366
ISBN 10 : 4063608360
Format
Books
Release Date
November/2004
Japan

Product Description

巨人・水木しげるが描く完全版自伝コミック、ついに待望の文庫化!!多感な少年時代から、軍隊生活までを赤裸々に綴った戦前編。こんな面白い(オモチロイ)自伝は初めて!笑いと感動の堂々492ページ!水木マンガの原点がここにある!水木しげるインタビューも特別収録。

毎日がつまらんと思う人は、この本を読むといいですよ。きっとフハッと驚いて、生きる意欲が湧いてきます。―水木しげる

Content Description

巨人・水木しげるが描く完全版自伝コミック、ついに待望の文庫化!!多感な少年時代から、軍隊生活までを赤裸々に綴った戦前編。

【著者紹介】
水木しげる : 本名・武良茂。1922年鳥取県生まれ。1957年単行本『ロケットマン』でデビュー。『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』などの空前の大ヒット漫画を世に送り出す。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞、1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞、1991年NHKドラマ『のんのんばあとオレ』で平成3年度文化庁芸術作品賞他、各賞を受賞。1991年紫綬褒章を受賞。2003年旭日小綬章を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かおりんご

    漫画。水木しげるさんの生い立ちから、南方に送られるまでの話。読んでいて思ったのは、発達障害を抱えていて大変だったんだなっていうこと。ざっくりとADHD傾向かなとしか分からないけれど、軍国主義の社会では生きづらかっただろうな。いまのような療育機関あるわけじゃなく、精神がたるんでいるから適応できないんだとレッテルを貼られるわけだし。水木さんは前向きというか、マイペースだったから乗り越えられたものの、これほど学校や職場で不適応を起こしていたら、つらいと思います。

  • tomi

    晩年に描かれた全三巻の自伝。根っからのマイペース人間で自由人。この性格は確実に父親の性格を継いでいるようです。子供の頃から学校の勉強は全くできず、遅刻常習、喧嘩ばかりの問題児。どこに勤めても問題行動の連発でクビ。つらい出来事も多々描かれているのだが、のんびりとした筆致なので悲愴感もなく楽しく読める。とは言うもののそんな水木さんも徴兵される。軍隊でも寝坊癖とマイペース行動で毎日のように殴られる描写は痛々しい。

  • GELC

    最近「総員玉砕せよ!」をようやく読んだところだったが、子どもと鬼太郎のアニメを見ると想像以上の面白さで、俄かに水木先生のことが気になり始めて手に取った。一言で言って、めちゃくちゃ面白いです、この本。「今まで読まずに人生損してた!」と思うぐらいに。まず、先生のマイペースさが素晴らしい。後世になお残す人はやはり違いますね。そして、ある意味で大らかで大雑把な時代背景もワクワクしますが、次第に軍国主義が台頭。さすがの先生の生活も巻き込まれざるを得なくて…という感じでドキドキしながら次巻へ。

  • nstnykk9814

    安芸市の土佐ジローの宿「はたやま夢楽(むら)」に泊まった夜、書庫で見つけ、懐かしく読み返した。自分も妖怪も客観視できる水木サンはやっぱりすごい。つくづく惜しい人を亡くしたと思う。

  • シルク

    昔、NHKで放送していた「のんのんばあと俺」ってドラマが好きだった。なんだろうねぇ。「完全なる幸福、幸福なこども時代」……って印象を受けたよ。幸せな気持ちになるドラマだったんだ。少し大きくなってから「どんなドラマだったっけ?」と記憶を探ってみると、胸がズキンとくる要素が中心部分に含まれていたのに。そう、1作目の場合は、主人公が淡い恋を抱く年上の乙女は、肺結核。都会育ちでツンツンしてて。田舎者の主人公を馬鹿にする言動多々なのに、しげるさんはそれでもポ〜v としちゃう……けどラスト、彼女は亡くなるんだよなぁ。

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