Product Details
ISBN 10 : 4062902745
Content Description
“凡庸”は人類にとっていささかも普遍的な概念ではなく、ある時期に「発明」された優れて歴史的な現実であり、その歴史性はいまなおわれわれにとって同時代のものだ―一八四八年の二月革命、ルイ=ナポレオンのクーデタ及び第二帝政への移行が、なぜ私たちの現実に影を落としているのか。スリリングな論考はマクシムの“凡庸”な生涯と交叉しつつ、大団円を迎える。芸術選奨文部大臣賞受賞。
目次 : 『凡庸な芸術家の肖像』第2部(承前)(素朴な政治主義者/ 回想記作者の悲劇/ 犠牲者の言説/ 魔女とテロル/ 性と権力 ほか)/ 『凡庸な芸術家の肖像』第3部(母と革命/ 臆病な話者は何を恐れるか/ 四輪馬車と鉄鎖/ 足の悲劇/ 旅行靴と風見鶏 ほか)
【著者紹介】
蓮實重彦 : 1936・4・29〜。フランス文学者、映画批評家。東京都生まれ。東京大学仏文学科卒業。パリ大学にて博士号取得。東京大学教授を経て、東京大学第26代総長。1978年『反=日本語論』で読売文学賞、89年『凡庸な芸術家の肖像』で芸術選奨文部大臣賞を受賞、99年にはフランス芸術文化勲章コマンドールを受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
三柴ゆよし
読了日:2020/10/30
しゅん
読了日:2017/12/31
しゅん
読了日:2021/10/08
hitotoseno
読了日:2020/11/03
amanon
読了日:2015/07/30
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

