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日本を壊した霞が関の弱い人たち -新・官僚の責任-

Shigeaki Koga

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087900200
ISBN 10 : 4087900207
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

霞が関が変わらない限り、腐敗政治は菅政権でも続く!

なぜ「官邸官僚」発案のコロナ対策は失敗したのか? 
なぜ官僚は政治家に忖度するのか? 
なぜ官僚は公文書を隠したがるのか?
近年ますます注目される官僚の仕事ぶり。
でも、彼らの言動には山ほどの「?」がつきます。
安倍政権で生まれ、菅政権に引き継がれた官僚の新しい生態を、元経産官僚の著者が多角的に解き明かします。
また、「経産省解体」など著者独自の省庁再編論も展開。
希代の改革派による、わかりやすくて新しい「官僚のトリセツ」です。

◆本書の内容
第1章 コロナと官僚
●初動ミスの原因は「日の丸信仰」?/●「アベノマスク」大失敗の理由
●“官僚任せ”が招いた「10万円一律給付」のグダグダ など
第2章 官僚とは何か
●官僚“性弱説”●天下り“闇”ルートは今も健在●急増する「凡人型」官僚 など
第3章 官僚と政治家
●官僚たちの「逆忖度」/●内閣人事局はフル稼働させるべき●財務省が政治家に強いわけ など
第4章 官僚主導、官邸主導、独裁
●安倍前総理が求めた「自分のための官僚機構」●菅政権で官僚組織の再生はできるのか など
第5章 森友と加計 忖度への報酬とその犠牲者
●なぜ今、「森友」と「加計」なのか?●赤木俊夫さんが「殺された」と考えるわけ 
●「官僚の会話」佐川理財局長と総理秘書官 など
第6章 官僚とマスコミ 官僚に使われる記者クラブのサラリーマンたち
●アメとムチを使い分けてマスコミを操作する官僚
●「政府の言うことも信用してあげないと」と言った若手記者 など
第7章 官僚と公文書
●官僚の公文書公開に関する「6つの原則」●「率直な意見交換」という名の「とんでもない悪巧み」
●情報公開が国民の生命を守る など
第8章 経産省解体論 ポストコロナに向けた緊急提言
●経産省の産業部門と農水省の合体で「産業省」を創設せよ●「DX省」創設を急げ
●グリーンリカバリーのための資源エネルギー庁解体 など

◆著者略歴◆
古賀 茂明(こが しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。東大法学部卒。 元経済産業省の官僚。
産業再生機構執行役員、内閣審議官など改革派官僚として活躍したが、当時の民主党政権と対立し2011 年に退官。
テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーター、大阪府市統合本部特別顧問など政策アドバイザーとして活躍。
著書に「日本中枢の崩壊」(講談社)、「官僚の責任」(PHP新書)、「国家の暴走 安倍政権の世論操作術」(角川新書)など。



【著者紹介】
古賀茂明 : 1955年生まれ、長崎県出身。東大法学部卒。元経済産業省の官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官など改革派官僚として活躍したが、当時の民主党政権と対立し2011年に退官。テレビ朝日『報道ステーション』コメンテーター、大阪府市統合本部特別顧問など政策アドバイザーとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • まゆまゆ

    日本の官僚は未曾有の危機や想像を超える変化にめっぽう弱いことを自身の経験も踏まえて語りつくす内容。国民に感謝されたいと行動する人は一握りで、殆どの人は平穏無事に勤めたいと考えていて、自分のせいで汚点をつけたくないと考えている。官僚といってもスーパーマンでは決してなくサラリーマンと同じだが、自分達がラクするために利権を拡大しようとするのはダメ、といったところか。官邸主導はあくまで総理が力を入れたいと考えているところのみで、それ以外の分野は未だに官僚主導である、と。

  • 鉄人28号

    ☆☆ 官僚の思考や行動の基準がどこにあるかを解説し、そこから忖度が生まれ、その結果、政治が歪んでしまうと政官の関係を批判的に論述している。官僚と呼ばれる人々は、概して高学歴の頭のいい人たちであるはずであるが、どうも職務遂行に当たっては正しい判断ができないようである。国民の利益を最優先して職務に当たらなければならないはずだが、彼らはそれよりも省益や自己の利益を優先するようだ。つまり、自己規律力が弱いということ。人間として何が正しいことかということがわかっていない。つまりは賢くないということだろう。

  • よう

    図書館本。

  • あんさん

    意に沿わない、時に正義にもとる仕事、長時間労働、上位下達の風土。私ならすぐメンタルをやられるだろう。いい中学・高校→東大に入る→役人になる→出世する→天下り、という単線的な人生がベスト、良心や正義にもとってもこれから外れるのは恐怖でしかない、などという発想から自由になるにはどうしたらいいだろう。(終章に少し提案があった) 結局は報酬なのか。転職するのは当たり前にし、国民はよく勉強してまともな政治家を送り出すことだろうか。

  • fukafkacraft

    既得権益拡大のためだけに次々と作られる無駄な法案、不正、隠蔽。省庁は犯罪組織か?怒りで目から火花か出る。のんびり読んでる間に総理が変わってしまったが、閣僚も官僚もやってることが全く変わってない。国民が知ることの出来ない内部機密だらけだが、著者は経産省退職後も内部にパイプが多数あるんだろうね。これだけリークしまくって暗殺されないか心配になる。安倍から菅に変わった期間が中心になっているが、誰が総理になっても変わらない。政官一丸となって粛々と日本が壊されていくのだ。

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