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逃亡刑事(仮)Php文芸文庫

Shichiri Nakayama

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569900230
ISBN 10 : 4569900232
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
June/2020
Japan

Content Description

県警内部、全員敵⁉
「どんでん返しの帝王」が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。
単独で麻薬密売ルートを探っていた刑事が、銃で殺された。千葉県警刑事部捜査一課の高頭班が捜査にあたるが、事件の真相にたどり着いた警部・高頭冴子は真犯人に陥れられ、警官殺しの濡れ衣を着せられる。
自分の無実を証明できるのは、事件の目撃者である八歳の少年のみ。
少年ともども警察組織に追われることになった冴子が逃げ込んだ場所とは⁉ そして彼女に反撃の手段はあるのか⁉ 

【著者紹介】
中山七里 : 1961年、岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年1月デビュー。2020年は、作家デビュー10周年を記念して、前代未聞の新作単行本12ヶ月連続刊行予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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大好きな中山七里さんの作品。今回はアマゾ...

投稿日:2021/07/18 (日)

大好きな中山七里さんの作品。今回はアマゾネスの異名を持つ女性警官のお話。毎回思うのですが中山作品に登場する人物のキャラクターが面白い!今回はこの警官も最高でしたけど8歳の男の子、おじいさん、ヤクザの山崎(以前他の作品にも登場)皆いい味を出しています。最後はいつもの大どんでん返しとちょっとウルっときます。傑作です。

Yuki さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • SJW

    麻薬密売を捜査していた刑事が銃で殺される。千葉県警捜査一課の警部・高頭冴子が捜査に当たるが、事件の真相を知ると高頭は犯人の濡れ衣を着させられ、目撃者の少年 猛と逃亡生活を強いられる。プロローグは施設での虐待に嫌な思いをさせられるが、ヤクザの山崎、猛との掛け合いや冴子の独り言など、声を出して笑う場面もしばしば。大阪のあいりん地区の辺りは、知っている内容でそうそうと頷いてしまった。エンディングは緊張の連続だったが、最後にお約束のどんでん返し。たっぷりと楽しませてもらった‼️

  • 湯湖

    【高頭冴子シリーズ1】「千葉県警のアマゾネス」との異名を持つ主人公が、冤罪でタイトル通りの「逃亡刑事」となる。A地区の住人ということで色眼鏡で見てしまうが、冴子と猛を助けてくれた佐古ジイとセンセイに心が温かくなる。西成署が焼き討ちにあったことは知っていたけど、まさかの迫撃砲が撃ち込まれたのには笑った。そして中山作品キャラの中では、御子柴と同じくらい興味深い宏龍会の山崎も登場し、冴子をナイスアシスト。現実にこんなことあるかいな?と思うくらいに振り切った設定で、面白かった。続編も読む。

  • H!deking

    おー、めっちゃおもろいやないかい!!あとがきにもありましたが、中山先生はよくこんなの年に10冊以上書けますよね。本当凄いと思います。という訳で、これも先日いつもの書店で見つけたサイン本。千葉県警の組隊の刑事が殺され、犯人に仕立てられた主人公、アマゾネスこと高頭冴子さんが唯一の目撃者の8歳の少年と逃げ回る。からの…的なお話。こういう勧善懲悪的なお話ってキャラ立ちすごく大事だと思うんだけど、今までになかったゴリゴリマッチョな女性刑事というのが新鮮で面白かったです。続編も出てるみたいなのでいつか読みたいな。

  • のり

    麻薬捜査をしていた刑事が殺害された。事件担当となったのは千葉県警のアマゾネスこと「高頭冴子」。抜群の捜査実績の彼女だが犯人に嵌められ容疑者扱いに…しかし事件を目撃したという8歳の子供の存在が明らかになるが複雑な事情も絡む。警察全体を敵に回し、子供の命の保証もない。まさかの人物の手引きで逃亡し半減を狙うが…子供の命まで躊躇なく狙う外道達。千葉県警最悪の不祥事の結末は…

  • まるほ

    『鑑定人 氏家京太郎』で登場した高頭刑事が気になり、本作を手にしました。▼殺人現場を目撃した子供。その犯人の濡れ衣を着させられ、真相を追い求めながら逃走するハメとなった刑事。このような設定は何か映画にもあったような気がしますが、私の既読の中山さんの作品のなかでも、本作は最もエンターテイメントに振り切っているのではと感じました。▼黒幕の憎々しさ、思わぬ協力者、全体の9割近くが逃走劇。ジワジワと窮地に追い詰められていきながらのラストでの巻き返しは、スカッと感も半端ない!一気に読了。存分に楽しめた作品でした。

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