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越境刑事 Php文芸文庫

Shichiri Nakayama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569905174
ISBN 10 : 456990517X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

最強の女刑事、絶体絶命!?  新疆ウイグル自治区の留学生が殺され、県警のアマゾネス・高頭冴子は犯人を追って中国へ向かうが‥‥

【著者紹介】
中山七里 : 1961年、岐阜県生まれ。2009年、『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NAOAMI

    千葉県警の高頭冴子が中国公安部を敵に回し、さらには中国本土に乗り込み人質解放を目指す荒唐無稽。地方公務員が「国」相手にケンカを仕掛ける無謀。ウイグル自治区出身者が殺される事件を発端に、中国の異民族支配、差別・虐待、文化を根こそぎ奪っての民族同一化を図るという恐ろしい政策が明らかに。えっ?コレどこまで本当なん?ウイグル純血の子を増やさせない、男を軒並み逮捕して漢民族を送り込んでの強姦婚姻。そして読むに堪えない冴子への拷問。絶体絶命!と思いきや残り少ない頁数で大逆転を仕込む流石よ。この真実を放置してえぇのか?

  • ぴ〜る

    こんな屈辱と憎悪の連鎖はいらない…。こんな虐殺の輪はいらない…。恐ろし過ぎて苦しく泣けてしまった。この小説の中の話だけであって欲しいと願わずにはいられないけれど解説を読んでまた苦しくなった。そして今日本も改めてもっと危機感を持たないといけないと中山七里さんが問いかけてくれているのではないかと思う。色んな意味で凄い小説を中山七里さんは書いたと思う。

  • 九曜紋

    これは非常に危険な作品だ。もちろん私達読者にとってではなく、著者である中山七里にとって。単なる作家生命の危険ではなく、文字通りの生命の危険。あの独裁国家の実情を指導者の実名込みで告発しているのだから。最近、とみに社会派作家としての色彩を濃くしている中山七里だが、作風が似ることもある柚月裕子なら架空の名前にしただろう。これは作者の怒り、危機感の大きさの表れとみるべき。すなわち与野党を問わず左派の政治家達、左傾化が著しいマスコミ等に対する警告であり、著者・中山七里から日本国民への心の底からの注意喚起でもある。

  • ohion

    とにかく驚いた。ここまで凄惨に描くとは。越境なんて生やさしいものではなく、他国に乗り込み、彼の国の怖さを示す。きっと日本にもたくさん監視メンバーがいるであろう中、このような本編を書き、出版したこと、巻末の解説含め敬意を表します。

  • tnyak

    かなり刺激的な作品だった。支那公安部はとんでもない組織、読むに耐えない箇所がいくつかあったけど、何とか読了。

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