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これで納得!よくわかる音楽用語のはなし イタリアの日常会話から学ぶ

Seki Takahiro

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784118802275
ISBN 10 : 4118802279
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

Viva la Musica!これで納得!よくわかる音楽用語のはなし
テヌートとソステヌートの違い、わかりますか?
レントとラルゴ、どっちが遅い?
イタリア人はアンダンテが「歩く速さだ」とは捉えていない!
ブリッランテの輝きとは、どんな輝きなのでしょうか?
ソルフェージュの原点は「ソ」と「ファ」の繰り返し!?

 解っているようで殆ど理解されてないのが、この「音楽用語」。日本では「楽語辞典」という特別な辞典が存在するため、音楽の専門用語と錯覚してしまっている方が少なくありません。実はその殆どが、今でもイタリア人が日常生活で使っている生きた言葉なのです。音楽は芸術の宝庫イタリアに有り!!ですから、幼稚園生も小学生も大人も何の苦もなく、音楽用語の意味する微妙なニュアンスを完全に把握しています。
本書は、イタリア生活26年を迎える世界的ピアニスト関孝弘とイタリア人ラーゴ・マリアンジェラ夫妻が、「音楽用語」の真の意味を解き明かす書き下ろしエッセイです。レッスンや名曲に頻繁に現れる70の音楽用語を取り上げ、それらの単語を使った日常会話例と写真、実際の楽曲例とそのワンポイント・メモを、更にコーヒーブレイクとして音楽用語にまつわる興味深い10個のコラムを織り交ぜながら、その言葉の持つ微妙なニュアンスが理解できるよう分かりやすく綴っています。正に全ての音楽人へおくる、とっておき〈目からウロコの「音楽用語」のはなし〉です。この一冊によって、音楽することへの新しい世界が大きく広がることでしょう。
関 孝弘/ラーゴ・マリアンジェラ 共著
四六判/296頁

Content Description

目次 : 【CONTENTS】 (一部抜粋) / 【1】速度 / ●Allegro・・・陽気なイタリア人の合い言葉 / [用語の代表作] W.A.モーツァルト: ピアノソナタ ハ長調 ≪第1楽章≫ KV545 / ●Presto・・・早寝早起きは健康の秘訣 / [用語の代表作] J.S.バッハ: イタリア協奏曲 第3楽章 BWV971 / ●Largo・・・洋服がブカブカだ!! / [用語の代表作] ショパン: 「ラルゴ」遺作 / 【2】表情 / ●Vivace/Vino・・・生きるって素晴らしい!! / [用語の代表作] メンデルスゾーン: 交響曲 第4番 「イタリア」 作品90 第1楽章 / ショパン: 華麗なる大円舞曲 作品18 / ●Brio/Brioso・・・君といると幸せだなぁ / [用語の代表作] ベートーヴェン: ピアノソナタ 第3番 作品2‐3 第1楽章 / ●Grave・・・あとは神だのみ。徹底的に深刻な / [用語の代表作] ベートーヴェン: ピアノソナタ 第8番「悲愴」 作品13 第1楽章 / 【3】奏法 / ●Fermata・・・ここらでちょっとコーヒーブレイク / [用語の代表作] ベートーヴェン: 交響曲 第5番「運命」 作品67 第1楽章 / ●Legato・・・君と僕は強い絆で結ばれて / [用語の代表作] ショパン: 練習曲「別れの曲」 作品10‐3 / ●Staccato・・・あ〜あ、離ればなれになっちゃった / [用語の代表作] アルベニス: 『スペイン組曲』 第5番 「アストゥリアス」 / 【4】音量 / ●Crescendo/Decrescendo・・・やさしく成長をみまもることば / ●Diminuendo・・・ちいさくて愛らしいミニチュアの世界 / [用語の代表作] ドビュッシー: アラベスク 第1番 / ●Forzato・・・有無を言わせぬ強制力 / ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ / 〜「音楽用語」の殆んどがイタリア人が日常会話で使っている生きた言葉。 / イタリア生活26年を迎える世界的ピアニスト関孝広と夫人のイタリア人 / ラーゴ・マリアンジェラが、「音楽用語」の真の意味を解き明かすエッセイ。 / 定義づけられた言葉の意味を根底から覆す革命的な熱いメッセージ。〜

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やっさん

    ★★★★ 知らないことや初めて知る事実が多すぎて恥ずかしかった。吹奏楽の指導者としても、オーケストラの演奏者としても、発想記号にはより忠実≠ナいたい。すべての道はローマに通ず。

  • Haruka Fukuhara

    音楽用語の話というよりは音楽用語を肴にしたイタリア文化・イタリア語の話という気もしたけど、とにかく面白かった。音楽の専門家が書いてるから音楽的にもしっかりとした本みたい。イタリア人面白いw

  • 詩音

    音楽の先生が授業中にお話されていたことを思い出しながら読みました。イタリア語の表現も載っていて勉強になりました

  • aoi

    最近音楽用語に対し自分は不誠実だなと思うことがあったので再読。これを読むと普通の音楽用語辞典が、項目の多く便利な反面、曖昧であることがわかるし、演奏するに当たってのイメージがたくさん得られる。言葉は文化なしに語れないものだからありがたい。もっと多くの用語について書かれているものも欲しくなる。

  • ほたぴん

    なるほど音楽用語はイタリア語が多いけれど、実際に生活の中で使われているイタリア語の意味とはずれているものが多いとわかったのは目からウロコ❗️知らない音楽用語も結構あった。

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