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迷宮の扉 角川文庫

Seishi Yokomizo

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041126127
ISBN 10 : 4041126126
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan

Content Description

三浦半島巡りを楽しんでいた金田一耕助は、暴風雨に遭い竜神館という屋敷へ逃げこんだ。直後、一発の銃声と共に背中を撃たれた男が土間に倒れこんできた。屋敷の主の誕生日にケーキを切るためだけに訪れるという、不思議なその男の上着には、真っ二つに切断されたトランプのカードが入っていた…。莫大な財産をめぐる人々の葛藤をテーマに、完璧なトリックと緻密な構成で描く表題作の他、「片耳の男」「動かぬ時計」を収録。

【著者紹介】
横溝正史 : 1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • coco夏ko10角

    『迷宮の扉』金田一耕助シリーズ。双子やわけありの館、とワクワクして読み進めたけど結末がちょっと…。 『片耳の男』主人公の宇佐美慎介、もっと登場してもよさそうなキャラだなと調べたら登場作他にもあったのでそのうち。 『動かぬ時計』この短さだから良さが。

  • marty@もぶおん学

    ジュブナイルものとしては珍しく、怪獣男爵のような怪人が登場する活劇ではなく、もう少し上の対象年齢を意識した本格ミステリ風味の作品である。作中年代も昭和33年10月と明記されている。嵐の中、金田一耕助が三浦半島の外れに建つ竜神館を訪れ、ワケありな住人たちの秘密に巻き込まれていく……という展開は良いのだが、他の感想でも散見されるように、その結末は必ずしも後味の良いものではない(対象読者を考えればなおさら)。本格風味のジュブナイルというコンセプトは良いので、他にも何作品か同じような路線のものを読んでみたかった。

  • ミキ

    2024-34:元シャム双生児とか命を狙われている富豪とか厨二病満載で面白かった。防御率の低さよ、、、

  • agtk

    金田一シリーズ。中学生雑誌掲載とのことだが、読み応え十分。導入の謎の提示からどんな展開になるのかとわくわくした。それだけにあの結末はいかがなものか。他にも短篇が2つ。どちらもジュニア向けとのこと。「片耳の男」はなかなかよかった。

  • 若様

    横溝作品を引き続き。おどろおどろしい感じはない。普通に読みやすいミステリーの感じ。タイトル作の他に短編2作。いずれも中高生くらい向け?

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