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彩色江戸切絵図 松本清張プレミアム・ミステリー 光文社文庫

Seicho Matsumoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334101619
ISBN 10 : 4334101615
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

日本橋の穀物問屋「大黒屋」には、一年ほど前から留五郎という男が出入りするようになった。主の常右衛門は勝手な出入りに対して何故か煮え切らず、強く出ないので女房にいい寄る気配すらある。事情が気になって留五郎を調べ始めた岡っ引の手先・幸八だが―。(「大黒屋」)絡んだ人間関係と強欲が招く、謎めいた事件。江戸市井の人間模様を描いた時代推理短編集。

【著者紹介】
松本清張 : 1909年北九州市生まれ。様々な職業を経て、朝日新聞西部本社に入社。懸賞小説に応募入選した「西郷札」が直木賞候補となり、’53年に「或る『小倉日記』伝」で芥川賞受賞。’58年に刊行された『点と線』は、推理小説界に「社会派」の新風を呼び、空前の松本清張ブームを招来した。ミステリーから、歴史時代小説、そして古代史、近現代史の論考など、その旺盛な執筆活動は多岐にわたり、生涯を第一線の作家として送った。’92年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 犬養三千代

    久しぶりの松本清張。江戸物、武士、庶民たちの悲喜こもごもは切ない。最後に収録された「女義太夫」が印象深い。男と女。与吉との心のすれ違い、若い女に対する嫉妬が殺人にまで。他の作品も然り。他の江戸物も探してみよう。

  • ゆぽ

    時代劇で松本清張さんの作品が映像化されたものは観たことがありますが、小説の方は初めて。どの短編も江戸の人々の生活感があってよかった。『大山詣で 』『女義太夫』が特に印象的でした。

  • オールド・ボリシェビク

    1964年ごろの作品群である。6作品を収める。色と欲が絡んだ江戸の人間模様を、さまざまな角度から描いているが。商家の嫁に横恋慕した破落戸や、年の離れた若旦那に惚れてしまった年増女房など、どの作品からも色気が漂うが、同時に、そこに人間が引き起こす愚行としての犯罪を描いていること。ミステリとしての読みどころを忘れないのは、松本清張らしいといえばいえる。

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