Symphonic Etudes, Carnaval: Aimard

エマール／シューマン：謝肉祭、交響的練習曲

1957年にフランスのリヨンに生まれたピエール＝ロラン・エマールは、イヴォンヌ・ロリオとマリア・クルチョに師事し、パリ音楽院で４度のプルミエ・プリに輝くほどの逸材でした。彼は1973年のメシアン・コンクールに16歳で優勝し、19歳のときには、ピエール・ブーレーズに誘われてアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・ピアニストとして創設メンバーに加わります。以後、リゲティと親交を持つなどしてますます現代音楽での活動が深化したエマールですが、近年はモーツァルトやベートーヴェン、ドヴォルザーク、ドビュッシー、ラヴェルといった通常のレパートリーも積極的にとりあげています。
　今回登場するシューマンの2曲は、2005年の来日公演でも取り上げていた作品なので、きっと最近集中的に取り組んでいる曲なのでしょう。来日公演での演奏は非常に評判が良かっただけに、その5ヵ月後のライヴ・レコーディングとなる今回の演奏にも大いに期待が持てるところです。

シューマン：
・謝肉祭 Op.9
・交響的練習曲 Op.13

ピエール＝ロラン・エマール（ピアノ）

2006年5月15日　ウィーン、コンツェルトハウスにおけるライヴエマール／シューマン：謝肉祭、交響的練習曲

1957年にフランスのリヨンに生まれたピエール＝ロラン・エマールは、イヴォンヌ・ロリオとマリア・クルチョに師事し、パリ音楽院で４度のプルミエ・プリに輝くほどの逸材でした。彼は1973年のメシアン・コンクールに16歳で優勝し、19歳のときには、ピエール・ブーレーズに誘われてアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・ピアニストとして創設メンバーに加わります。以後、リゲティと親交を持つなどしてますます現代音楽での活動が深化したエマールですが、近年はモーツァルトやベートーヴェン、ドヴォルザーク、ドビュッシー、ラヴェルといった通常のレパートリーも積極的にとりあげています。
　今回登場するシューマンの2曲は、2005年の来日公演でも取り上げていた作品なので、きっと最近集中的に取り組んでいる曲なのでしょう。来日公演での演奏は非常に評判が良かっただけに、その5ヵ月後のライヴ・レコーディングとなる今回の演奏にも大いに期待が持てるところです。

ロベルト・シューマン：
・謝肉祭 Op.9
・交響的練習曲 Op.13

　ピエール＝ロラン・エマール（ピアノ）

　録音時期：2006年5月15日(ライヴ)
　録音場所：ウィーン、コンツェルトハウス