CD

Kinderszenen, Arabeske, Toccata, Etc: Horowitz

Schumann, Robert (1810-1856)

User Review :5.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SICC40061
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

ベスト・クラシック100極[51]
シューマン:子供の情景&クライスレリアーナ、他
ウラディミール・ホロヴィッツ


20世紀最大のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ホロヴィッツがもっとも脂の乗り切った60年代に行った録音によるシューマン名曲集です。このアルバムの中心をなす『子供の情景』と『クライスレリアーナ』は、ともにシューマンが恋人クララとの結婚を成就する2年前、もっとも創造意欲に満ちていた時期の密度の濃い作品です。ホロヴィッツの稀有な才能が、シューマンの音楽と見事に融合した不滅の1枚といえましょう。

2大クラシック・レーベル、ソニー・クラシカルとRCAレッド・シールの歴史的名盤から最新の話題盤まで網羅し、クラシック演奏史を綺羅星のごとく彩ってきた大スターたちの最高のパフォーマンスが収められた100枚です。オリジナル・マスターからのDSDリマスタリングもしくは24ビット・マスタリング(一部除く)、音匠仕様レーベルコート採用、高品質CD「極HiFiCD」としてリリースいたします。(メーカー資料より)

シューマン:
@トッカータ 作品7
A子供の情景 作品15
Bクライスレリアーナ 作品16
Cアラベスク ハ長調 作品18
D花の曲 変ニ長調 作品19


ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)

録音:1962年11月6,13,29日、12月18日(@A)、1969年12月1日(B)ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
1968年1月2日、2月1日(C)、1966年12月10日(D)ニューヨーク、カーネギー・ホール ライヴ
DSDマスタリング

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Comprehensive Evaluation

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クライスレリアーナ、子供の情景 は、晩年...

投稿日:2020/10/11 (日)

クライスレリアーナ、子供の情景 は、晩年のDGへのデジタル録音があります。録音状態はDG盤の方が良いのはあたりまえですが、演奏は、このSONY盤が断然優れています。特にクライスレリアーナが超絶的名演でした。 闘志を漲らせたピアニスト・天才作曲家の表情 と 天才が世間をバカにしまくっている道化の表情 などなどがまるで魔法の如く垣間見ることができました。 残念ながら録音状態は残響が乏しく余裕の感じられないものになっていますが、それを差し引いても絶対に聞いておきたい名演です。 

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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<*2016 年発売 Blu-spec CD 2 盤(SICC3...

投稿日:2017/03/10 (金)

<*2016 年発売 Blu-spec CD 2 盤(SICC30361)のレビュー> 本盤は、正規テイクのリマスター版です(おそらく世界初)。名盤の誉れ高いアルバムだが、実際には 2000 年ごろの DSD リマスタリングの際、ホロヴィッツ本人が認めたものとは異なるテイクが「クライスレリアーナ」に使用され、本来はボツになったはずの演奏が販売され続けてきた。正規テイクは、クライスレリアーナ 第一曲での強弱や緩急の付け方などが顕著に異なり、明らかに従来のリマスター版を上回る緊張感の高い演奏である。版権を持つ米国の CBS Sony が 20 年近くも改善を怠った影響を考えると腹立たしい限りであり、今後はこのリマスターが使用され続けることを願ってやまない。

ぷぅすけ さん | 不明 | 不明

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アラベスクに関してはオットーさんに全面的...

投稿日:2016/09/03 (土)

アラベスクに関してはオットーさんに全面的に賛成!冒頭を聞くと滑らかな歌とバスの音形の対比が絶妙で、他のどの演奏を聴いても、このホロヴィッツの演奏と比べて納得させられる演奏に出会ったことがない。クラシック音楽の世界では「絶対的」という演奏は希少だが、このアラベスクに関してはホロヴィッツのソニー盤が「絶対的」である。オットーさんには悪いがフルトヴェングラーのブラームス4番よりこちらの方が、全盛期の鶴田や小橋と同じ「絶対王者」である。シューマンのアラベスクという曲ほどピアノの歌謡性を極めた曲はなく、モーリス・ラヴェルはこの曲が好きでたまらなかったのではないかと小生は妄想しているが、ホロヴィッツこそこの曲の本質を見抜き、力を抜いた綺麗なフォームで再現している。どうしたらピアノでこのような滑らかな歌が謳えるのか。小生はホロヴィッツを聞くならシューマンとラフマニノフと思うし、作曲家が自作をこういう演奏で聴けたら絶対に泣くのではないかと思わせるものがこのディスクにはある。曲と演奏の幸福な一致が聴ける。

てつ さん | 東京都 | 不明

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