CD

Dichterliebe: Pregardien(T)Staier(Fp)+schubert, Mendelssohn

Schumann, Robert (1810-1856)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BVCD610
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

56年生まれのドイツのテナー、プレガルディエン。何となく古楽界のジェラール・スゼーに思えるが、これは私見。ところがこの「ハイネ歌曲集」に見せた明解さとドラマ、やはり共通項はある。近頃大活躍のシュタイアーのサポートも一体となった音楽作りで聴かせる。(田)(CDジャーナル データベースより)

Track List   

Customer Reviews

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大変気持ちの良い演奏。とにかく聴き疲れし...

投稿日:2010/08/08 (日)

大変気持ちの良い演奏。とにかく聴き疲れしない。過去の大家の演奏は素晴らしいが、私は正座しないと聴けないような威圧感を感じて、苦手なんです。このコンビのディスクは、軽い演奏とは言わないけれど、聞きやすい。2010年8月時点で廃盤とはもったいない。ぜひ復活して欲しい。

ふじふじ さん | 兵庫県 | 不明

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最高のエヴァンゲリストと称されるプレガル...

投稿日:2010/05/02 (日)

最高のエヴァンゲリストと称されるプレガルディエン。アポロンの如き神の声を思わせるような美声。シュタイアーと組んで素晴らしいシューベルトも録音しているが、表現の凄さは認めるのだが、神の視点から語られる物語のように響き、個人的な苦悩の音楽には聴こえない(笑)。この「詩人の恋」もそうだ。プレガルディエンの歌は、内向的な情感の発露というより、人の苦悩を、神が第3者的視点で語って聴かせるかのように聴こえる。例えば超名盤(というよりこれ以上の録音って今後出てくるのかしら?)ディースカウ+エッシェンバッハの本音と建前を完璧に描き分けた内向内在的な演奏の対極にあると言って良いと思う。ところでシュタイアーは様々な種類のフォルテピアノを使うようで、録音により音の減衰速度、倍音構成が微妙に違っている。実に面白い演奏家だと思う。ただ、この「詩人の恋」とか同コンビの「冬の旅」で聴かれる、ある種の超越的な視点を感じさせる音楽は、プレガルディエンに負うところが大きいと思う(例えばジョッパー組んだ「冬の旅」は内向的な情感の発露を描いた傑作に仕上がっている)。まるで神話を聴かされているかのような「詩人の恋」だ。残りのハイネの詩による歌曲も大変に魅力的に仕上がっている(特にメンデルスゾーンの曲が興味深かった)。

蝉の抜殻 さん | 神奈川県 | 不明

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