Schubert's Winterreise -A Composed Interpretation by Hans Zender : Allan Clayton(T)Nicholas Collon / Aurora Orchestra

アラン・クレイトンが歌う、ツェンダー版『冬の旅』！

ハンス・ツェンダー[1936-2019]による『冬の旅』（1993）は、シューベルトの原作を「作曲的解釈（Komponierte Interpretation）」として再創造した小編成オーケストラ版で、声部は原曲そのままに、ギターやアコーディオン、メロディカ、さらにはウィンドマシーンなどの音色・効果を加えて、孤独と幻視が交錯する音の風景を描き出します。
　これまで、ハンス・ペーター・ブロホヴィッツとツェンダー＆アンサンブル・モデルンによる1994年録音（BMG）や、クリストフ・プレガルディエンとカンブルラン＆クラングフォルム・ウィーンによる1999年録音（Kairos）、ユリアン・プレガルディエンとロベルト・ライマー＆ドイツ放送フィルによる2017年録音（Alpha）などがありましたが、「Signum」から2024年にレコーディングされた最新のツェンダー版『冬の旅』が登場。
　注目のソリストは、現代オペラなどで非常に高い評価を受け、劇的で感情表現豊かな歌唱で人気を誇るテノール歌手アラン・クレイトン。伴奏は、暗譜によるパフォーマンスなど革新的なアプローチで知られるイギリスのオーケストラ、オーロラ管弦楽団。「悲しみに対する恐ろしいほどの真実性」を持って歌ったというアラン・クレイトンの表現力と、ニコラス・コロン率いるオーロラ管弦楽団がシューベルトの魂を現代へと甦らせます。（輸入元情報）

【収録情報】
● シューベルト／ツェンダー再構成・編曲：歌曲集『冬の旅』

　アラン・クレイトン（テノール）
　オーロラ管弦楽団
　ニコラス・コロン（指揮）

　録音時期：2024年3月18-20日
　録音場所：イギリス、セント・オーガスティン・キルバーン教会
　録音方式：ステレオ（デジタル）