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Piano Sonatas Nos.4, 7, 9, 13, 14, 16, 17, 18, 19, 20, 21 : Barenboim (2013-2014)(5CD)

Schubert (1797-1828)

User Review :5.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4792783
Number of Discs
:
5
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

シューベルト:ピアノ・ソナタ集(5CD)
バレンボイム


濃厚で情感豊かな芸風によりロマン派音楽との相性の良さをみせるバレンボイムが、ピアニストとしてシューベルトの作品をとりあげました。  バレンボイムのシューベルトのピアノ演奏は、これまで即興曲やソナタ21番、4手ピアノ曲、冬の旅の伴奏などの録音がありましたが、まとまった形ではなかったので今回のリリースは楽しみなところです。(HMV)

【収録情報】
Disc1
シューベルト:
・ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537
・ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568

Disc2
・ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575
・ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
・ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784

Disc3
・ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
・ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850

Disc4
・ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894
・ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959

Disc5
・ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
・ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960

 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

 録音時期:2013年1月〜2014年2月
 録音方式:ステレオ(デジタル)

Track List   

Disc   1

  • 01. 1. Allegro Ma Non Troppo
  • 02. 2. Allegretto Quasi Andantino
  • 03. 3. Allegro Vivace
  • 04. 1. Allegro Moderato
  • 05. 2. Andante Molto
  • 06. 3. Menuetto. Allegretto Trio
  • 07. 4. Allegro Moderato

Disc   2

  • 01. 1. Allegro Ma Non Troppo
  • 02. 2. Andante
  • 03. 3. Scherzo. Allegretto Trio
  • 04. 4. Allegro Giusto
  • 05. 1. Allegro Moderato
  • 06. 2. Andante
  • 07. 3. Allegro
  • 08. 1. Allegro Giusto
  • 09. 2. Andante
  • 10. 3. Allegro Vivace

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Comprehensive Evaluation

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行きつけのクラシック専門店でベートーヴェ...

投稿日:2021/11/21 (日)

行きつけのクラシック専門店でベートーヴェンの前半15曲のソナタのCDが見つからず、たまたま手にしたバレンボイムの75歳記念39枚組CDに収録されていた。正直私はシューベルトのソナタは聴かなくてもいいと思っていた。何の思い入れもなくシューベルトを聴くと…。目からウロコ、すっかりシューベルト・ファンになってしまった。バレンボイム実に70歳を超えての演奏。どこにも年齢を感じさせない、瑞々しく入念な演奏に、もうベートーヴェンはいいと、こればかり1ヶ月以上聴き続けてしまった。長調作品では7、9番、短調作品では同じイ短調の14、16番と初めて聴いたのに、すっかり取り憑かれしまった。バレンボイムの作品に対する思い入れがひしひしと伝わってくる。願わくば短調作品で素晴らしい6、11番も加えて欲しかった。

シャルヴェンカ さん | 千葉県 | 不明

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数年前、バレンボイムの弾く平均律を聴いて...

投稿日:2014/09/17 (水)

数年前、バレンボイムの弾く平均律を聴いて思ったんですが、彼はどんな音楽も曲の全体象を明らかにし、かみ砕いて聴き手にわかりやすく伝える名手だと思います。 基本はロマンチックな歌心と明快な解釈なんで、いささか大味な感は否めませんが、逆にそのことが今まで私にはケンプやシフ、内田光子等では神経質すぎてイマイチ良く解らなかったシューベルトのソナタの全体象が現わになって、なるほどこんなに良い曲だったのかと思わせてくれました。 しかし、決してそのわかりやすさが芸術的な価値を損ねていることにならないのが彼の非凡なところ。 平均律以降、ますますその芸風に磨きがかかってきてるんじゃないでしょうか。

Xm さん | 岡山県 | 不明

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未完成作を除く全ソナタをそれぞれ数日ずつ...

投稿日:2014/08/29 (金)

未完成作を除く全ソナタをそれぞれ数日ずつの二度のセッションで一気に録音。最近、ヨーロッパ各地で盛んにシューベルト・リサイタルをやっていたのは、これの布石だったのかと合点がいった。バッハからブーレーズまで何でも弾けてしまうためにかえって軽く見られがちなピアニスト・バレンボイムだが、改めてその能力の高さに驚嘆させられる一組。70歳を超えたが、少なくともこのセッション録音で聴く限り、技術的には全く危なげないし、テンポも遅くなってはいない。もちろんシューベルトらしい歌の美しさも損なってはいないのだが、和声の変転を敏感に反映する音色、タッチの多彩さとリズミックな弾みで勝負する演奏。シューベルトはむしろ音色とリズムの作曲家であることを強く主張している。おそらく前世代の巨匠たちから学んだのであろう絶妙なテンポ・ルバートとリズムの駆動力、さらにもっと大きな範囲でのテンポの操作が絶大な威力を発揮しているが、たとえばその典型は第19番ハ短調の終楽章。タランテラのリズムを持つこの楽章、物理的にはかなり時間がかかっている(10:01)、つまり一貫して快速テンポで飛ばしているわけではないのだが、リズミックな駆り立ての効果により実際より速く感じられるというマジック。しかも、緊張の緩む楽想では、はっきりとテンポを落として対位旋律を克明に聴かせる。お見事な手腕だ。第20番イ長調第2楽章でも両端部のリズムが良いため、中間部の壮絶な表現主義が一層、引き立って聴こえる。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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