CD

Piano Sonata.21: Picht-axenfeld(P)

Schubert (1797-1828)

User Review :5.0
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CMCD15012
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

フランツ・シューベルト:
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960(遺作)(旧全集 第15番)

演奏者
エディット・ピヒト=アクセンフェルト(ピアノ=スタインウエイ)

録音
1983年9月/秦野文化会館(神奈川)

Track List   

  • 01. ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調

Customer Reviews

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ピヒト=アクセンフェルトは1台のピアノか...

投稿日:2011/06/17 (金)

ピヒト=アクセンフェルトは1台のピアノから驚くほど多用な響きを紡ぎだす。多くのピアニストは楽奏の変化や、アクセントやニュアンスを加えるために音色に変化をつける。しかし、アクセンフェルトはポリフォニックな声部一つ一つに独自の響きを与え、それぞれの声部がまるで生き物のように有機的にかかわりあい、響きあい、えも言えぬ深い音楽を奏でるのである。これほどのテクニックを、アクセンフェルトはひたすら作品解釈に駆使し、表面を取り繕うことに用いない。アクセンフェルトの演奏は、各声部との対話のようであり、思索にあふれ、哲学的でありながら、同時に音楽としての普遍性を獲得して、独りよがりの世界に閉じこもっていない。この演奏はシューベルトの本質を見事に捉え、優しさと孤独と不安、おののきを、他の誰の演奏よりも直截に表現しているものと思う。21番のソナタのファンはもとより、ドイツロマン派の音楽に興味を抱く人には是非とも聞いて欲しい正統的な名演である

盤捨印 さん | 東京都 | 不明

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演奏意図とアナログに近い音の優秀録音が合...

投稿日:2009/06/10 (水)

演奏意図とアナログに近い音の優秀録音が合体した名盤です。この演奏の音空間は、「銀河鉄道」の様な青白い光では無く、蝋燭の炎の様な橙色の暖かい音の炎が、現れては消えながら漆黒の闇の空間に広がってゆくイメージです。人はみんな本質的に孤独ですが、そこに、祝福に包まれたぬくもりを見い出してゆこうとしている様で、ニコラーエワの弾く「フーガの技法」との親近性をも感じました。それは、ケンプの、孤独の諦念に静かな安らぎを見出そうとするのとは真逆の演奏に思えます。もちろんいずれも名演で両方支持しますが。なお、これは、24bit/96kHzのリマスター盤です。

ゆ さん | 東京都 | 不明

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何も足さない、何も引かない。ただそこには...

投稿日:2007/09/15 (土)

何も足さない、何も引かない。ただそこにはシューベルトが書き残した素晴らしい音楽があるだけ。同曲の数多いディスク中、涙あふれるほど感動したのはこの演奏。ぜひ一度聴いてみて欲しい一枚です。耳から鱗が落ちるかも。

オーナーさん さん | 奈良県 | 不明

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