CD

Piano Sonata, 18, : Afanassiev (2010 Live)+Impromptus

Schubert (1797-1828)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
WKLC7010
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description

生と死を超える「光」のように〜
前人未踏の境地に進み入る鬼才、18年ぶりの再録音!


現代屈指の鬼才アーティストとして新録音を出すたびに大きな注目を集めるヴァレリー・アファナシエフ。今回登場する2010年来日公演時のライヴ録音は、シューベルトのピアノ・ソナタ第18番『幻想ソナタ』(ト長調D894)。DENONへの録音(1992年)以来、18年ぶりの再録音です。
 48分を超えるスロー・テンポが特徴だった旧盤に対し、今回のバージョンは約40分。独特の「重さ」を保ちながらも変幻自在の様相を見せるその演奏は、ある種の「軽み」をたたえ、アファナシエフの到達した新たな境地を物語っています。
 ボーナス・トラックとして収録された即興曲(3曲)はアファナシエフにとって初出となる貴重なレパートリー。アファナシエフ・ファン必聴の一枚です。(若林工房)

「…私の今日聴くシューベルトは、なにかしら善悪を超えており、神と地も超えている。一方の足を墓穴に、またもう一方の足を空中に置いているということかもしれない。」(V・アファナシエフ/ライナーノートより)

【収録情報】
シューベルト:
・ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894

(ボーナス・トラック)
・即興曲 ハ短調 op.90-1, D.899-1
・即興曲 変ト長調 op.90-3, D.899-3
・即興曲 変イ長調 op.142-2, D.935-2

 ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)

 録音時期:2010年11月20日
 録音場所:東京、紀尾井ホール
 録音方式:デジタル(ソナタ第18番はライヴ)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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投稿日:2013/01/27 (日)

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うーつん さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2012/06/21 (木)

アファナシエフ2度目の録音は、東京でのライブ録音。 ここで現れる音は、これまでのおどろおどろしいと言うイメージよりも、真っ白で無垢な世界が出てきて、些か違和感を感じてしまうか知れない。 しかしこれは、1度目の録音の頃から繋がっていり、現時点におけるありのままの姿である事は、ライナーでアファナシエフ本人が語っているように明白であり、この演奏の変化は必然であったのだと納得出来る。 良い意味で聴きやすく、実際会場で聴きたかったなと思っている。 3曲の即興曲も、中々の聴き応えがあり、抜粋では無く、完全版が出る事を望む。

ぶっさん さん | 大阪府 | 不明

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