Books

モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して 文春文庫

Sayuri Isshiki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167923235
ISBN 10 : 4167923238
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan

Content Description

アートの旅に特化した旅行会社・梅村トラベル。敏腕社員の桐子と新人の優彩の元に、奇妙な依頼が届く。依頼人の柳橋は、モネの名画“睡蓮”を巡る旅を組んでほしいと言う。しかも旅をするのは柳橋本人ではなく、彼が指名した四人の代理人で…。旅に隠された真の目的とは?東京藝大出身の著者が贈る感涙必至のシリーズ。

【著者紹介】
一色さゆり : 1988年、京都府生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、香港中文大学大学院修了。2015年に第14回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌年に受賞作『神の値段』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • シナモン

    国立西洋美術館、ポーラ美術館、大原美術館、大山崎山荘美術館、モネの「睡蓮」を辿っていっしょに旅をしているようだった。そこにさまざまな人生模様が絡まって。アートをめぐる小説はやっぱりいいなぁ。

  • 佐藤(Sato19601027)

    アートに向き合いたくなる。梅村トラベルのアート旅第2弾は、思い出の「睡蓮」を探す旅。クロード・モネは、自宅に睡蓮の咲く庭を作った40歳代から約30年間「睡蓮」を描き続けた。10点近くは日本にあるようだ。梅村トラベルに企画を持ち込んだのは、資産家の柳橋友哉。しかし、自分は旅が出来ないので、代理人に思い出を探す旅をして欲しいという。ツアーガイドの桐子と優彩は、東京の国立西洋美術館、箱根のポーラ美術館、倉敷の大原美術館、京都のアサヒグループ大山崎山荘美術館を一緒に巡る。芸術作品に触れ、心の中の霧が晴れていく。

  • みかん🍊

    シリーズ2作目と知らずに読んでしまったが問題なかった、アートに特化した旅行会社に勤める桐子と優彩が依頼されたのは昔観たモネの睡蓮を探したい、それを4人の代理人を招待して巡って欲しいという奇妙なものだった、国立西洋美術館、ポーラ美術館、大原美術館、大山崎山荘美術館どれも睡蓮を常設している美術館へ行ってもらうことで交流が途絶えていた人達との復縁を望む様だった、睡蓮のみならず美しいアートと触れる事によって自分の心中や相手への想いに気づく事があるのかもしれない、何処も行ってみたくなった。

  • チョコ

    とても良い本でした。モネも大好きだし、どの絵かなと検索しながら読んで。全く知らなかった美術館についても色々出ているので、そこへ行くことを考えるのも楽しかった。ある男性が亡くなる前にやっておきたいこととしてそれぞれが美術館への旅をプレゼントしたいという旅行会社への依頼から話はスタート。それぞれがモネの睡蓮と向き合うことで、自分とも向き合い、成長していく様子がとても素敵だった。温かく優しいお話にモネを見に行きたくなります。

  • Ikutan

    冒頭に前巻のあらすじが載っていて続編だったことを知る。前作の『ユリイカの宝箱』は未読でしたが、問題なく楽しめた。アートの旅に特化した旅行会社・梅村トラベルに奇妙な依頼が。依頼人が指名した四人の代理人に、モネの名画『睡蓮』を巡る旅をしてきて、依頼人の頭から離れない『睡蓮』を特定して欲しいと。国立西洋美術館、ポーラ美術館、大原美術館、大山崎山荘美術館。新人社員の優彩と敏腕社員の桐子は早速、四人の代理人とモネの睡蓮を巡る旅に。感涙とはならなかったけれど、作品を検索しながらアートの旅を堪能しました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items