Daba

自然と融和する 清廉な美しさと神々しさに満ち溢れたラトヴィア土着のア・カペラ・ハーモニー

バルト海東岸に位置する共和制国家ラトヴィアは、およそ400万曲以上の民謡を擁する〈歌の国〉として知られます。そんなラトヴィアの伝統民謡を忠実に継承するのが、ラトヴィア文化アカデミーに所属する女性たちによって結成されたア・カペラ・コーラス・グループ〈ソーセーヤス〉です。彼女たちは伝統的なラトヴィアの歌唱スタイルとテクニックをアーカイヴ音源および各村でのフィールド・ワークをもとに収集／研究。ドローンやポリフォニー、コール＆レスポンスなどを駆使した美しいコーラス・ワークによって、季節の祭りや家族のお祝い、日常生活、さまざまな労働歌などといったレパートリを歌い上げています。通算5枚目となる本作『ダバー』（自然の中で、という意味）では、〈屋外の自然の中で歌う〉という古のラトヴィアの風習を忠実に再現するために、丘、森、草原、丘の砦の斜面、湖や川のほとり、農場、たき火の周りなど、計14ヶ所でライヴ録音を実施。小鳥のさえずりや、カエル、七面鳥、牛などの動物の鳴き声、風の音といった自然が奏でる美しいサウンドと彼女たちの澄んだ歌声が三位一体となり、聴く人に魂の浄化をもたらしてくれます。

2CDヴァージョンがサンビーニャ・インポートより輸入盤国内流通仕様でリリースされますが、こちらは詳細な解説／歌詞（英文併記あり）、美しい写真が満載のブック仕様となっております。ラトヴィア民謡の世界、そしてダバーの魅力をより深く知りたいという方にオススメ。

(メーカー・インフォメーションより)