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絵巻じたてひろがるえほんかわ 福音館の単行本

Satoshi Kako

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834082715
ISBN 10 : 4834082717
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan

Content Description

「こどものとも」1962年7月号として刊行され、読み継がれてきたロングセラー『かわ』。
この絵本の原画は、川の流れがずっとつながるように描かれたものでした。「こどものとも」創刊60周年を記念して、絵巻じたてにした『かわ』を刊行します。
折りたたまれたページをひろげると約7メートル。源流から海までの川の旅が一望できます。
おもてうら両面刷り、二通りのたのしみかたができます。おもて面はカラー(4色)印刷。川の流れとそのまわりの景色をたっぷりとたのしみながら、いろんな発見ができるよう、文字なしにしました。うら面は、黒と水色の2色で印刷し、川の流れの変化がきわだつようにしました。
『かわ』の最終場面に2ページぶん追加。長い川旅のさいごに、広大な海がひろがります。追加した海の最終場面に積乱雲が描かれました。海水が蒸発していって積乱雲を発達させ、雨となって降る。またあらたな川の旅が始まることを予感させて、長い川の旅が終わります。

【著者紹介】
加古里子 (かこさとし) : 1926年、福井県に生まれる。東京大学工学部卒業後、民間企業の研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事する。600冊にのぼる児童書のほか、著書多数。福井県越前市に「かこさとしふるさと絵本館〓(らく)」がある。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    絵巻のように拡げると、山から川、海へと水の流れが連なって見える。1ページ毎に、そこで暮らす人、旅する人々が小さく見えて、最後に海は青一色で4ページに渡り一艘の舟と一片の雲が浮かぶ。子どもに読み聞かせて、最後に全部広げてみせたら、驚く顔と喜ぶ顔が目に浮かびます。表と裏は同じ絵で裏は白黒、水の物語の言葉が入ってます。発想が素晴らしい仕掛け絵本。ありそうでなかった絵本。加古里子さんの1962年の作品。2016年に再発刊となりました。福井県越前市に「かこさとし ふるさと絵本館」があるそうです。水をテーマにした絵本

  • 鱒子

    図書館本 大絶賛!かこさとしさんが描く、川にまつわる絵巻仕立て絵本。各ページがつながっており、長く伸ばすと7メートルになります。先日会議室を借りたので、そこで広げてみるという贅沢な楽しみをさせていただきました。山奥の源流から始まり最後は海へ。

  • seacalf

    読友さんの大絶賛に惹かれて。7メートルの絵巻仕立ての絵本。ソファーに2人並んで広げて読んでも目を見張る長さ。うずうずして全部パタパタと広げてみたらリビング、キッキン、その先まで行ってしまった、楽しい!大人になった今は経験や知識の集積で川の長さを頭で理解できるけれど、子供たちはこの絵本から感覚的に川の長さを知ることが出来るからかなり刺激を受けそう。かこさんらしい沢山の書き込みがワクワクする気持ちを誘う。ちょっと古い部分もあるが、現代的な建物は勿論沢山あるし、図書館なんてちょっと未来っぽい。愉快な体験絵本だ。

  • ♪みどりpiyopiyo♪

    これ楽しい♪ 屏風畳みの頁を広げると7m! 山頂の雪解け水や雨水が、川となって山から平地へ、村、町、街を経て海へ。細かく書き込まれた流域の人の営みをゆっくり眺めながら目を移していくと旅してるみたい。発電所や製材所、浄水場に工業地帯、空港なども楽しくて。■文字のない絵巻を一通り楽しんでから裏面に進むと、場面場面の解説が♪ ■1つ1つは何となく知ってるつもりのアレコレも、こうして川の流れに沿って眺めるとこれまで以上に理解が深まり納得しきりなのでした( ' ᵕ ' ) (1962年、2016年 絵巻刊行)(→続

  • booklight

    かわが上流から下流まで一枚の長細い絵に描かれている。折りたたまれているので、普通にも読めるが、広げてみると7メートル強。川の長さを実感できる。険しい山々から流れ出て、岸壁を削り、平地に出て、海に至る。途中で人の営みが描かれることで、さらに深みが増す。このへんは加古さんらしい。装丁も布張りで非常にきれいな水色。床に広げて子供と読みたい。全部広げられるほどの部屋はないけど。

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