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30の発明からよむ世界史 日経ビジネス人文庫

Satoru Ikeuchi

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532197759
ISBN 10 : 4532197759
Format
Books
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「モノ」でたどる人類史6000年!

酒、時計、電話、ゴム、プラスチック、眼鏡、紙、望遠鏡、コンピューター--。身の回りにある「モノ」にはすべて歴史があります。本書は、地理的にも時間的にも膨大な人間の歴史を、「30の発明」で切り取る、雑学満載の世界史入門です。ロングセラー『30の戦いからよむ日本史』『30の戦いからよむ世界史』に続く、文庫書き下ろしシリーズ第3弾!

本書には面白エピソードが数多く登場します。
・お酒は人類誕生以前からあった
・世界最古の印刷物は法隆寺にある
・乾電池を発明したのは日本人
・最初の鉄器は隕石からつくられた
・ローマ帝国は道路を造り過ぎて衰退した
・電話の発明者はベル以前にいた
・眼鏡の鼻当ては日本人が考えた--などなど。
発明の歴史を知ることで、人間の想像の力、意志の力を再確認できる一冊です。

池内 了(いけうち・さとる)
総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。1944年兵庫県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。専門は宇宙論・銀河物理学、科学・技術・社会論。大佛次郎賞、コスモス国際賞選考委員を務める。著書に『科学の考え方・学び方』『科学のこれまで、科学のこれから』(以上、岩波書店)、『知識ゼロからの科学史入門』(幻冬舎)、『科学・技術と現代社会(上・下)』(みすず書房)など多数。

造事務所
歴史・文化・宗教に造詣が深く、雑学をはじめ、生活実用まで幅広いジャンルの単行本の編集を行う。1985年設立の企画・編集会社。編著となる単行本は年間約40冊にのぼる。


【著者紹介】
池内了 : 総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。1944年兵庫県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。専門は宇宙論・銀河物理学、科学・技術・社会論。大佛次郎賞、コスモス国際賞選考委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    紀元前6000年苗のお酒に始まる人がはつめいしたものと背景や開発に至るまでがわかりやすく描かれていた。しかし残念なことに発明と戦争の関連を考えると戦争が発明のきっかけになるものも多いと思った。もしも文字や、紙、活版印刷が先に発明されていたら、もそも銃が発明されなかったらというふうに考えたら今地球はどうなっていただろう。戦争は大きな被害をもたらした一方では民間に転用できた技術も多いと思う。その逆も。歴史は戻せない、図書館本

  • ゆかーん

    今の社会に欠かすことのできない、身近な「モノ」の歴史を紐解いた一冊。世界史という言葉から、その多くはヨーロッパや中国などの発祥がほとんどかと思いきや、意外と日本人が発明した「モノ」も数多く存在していることに驚かされました。そして、電池や眼鏡、印刷技術に至るまで、昔の日本の技術が西洋の文化に引けを取らなかったという事実に感動しました。当たり前のように存在する数々の道具が、一昔前には存在しなかったと考えると不思議な気持ちです。

  • へくとぱすかる

    酒からコンピュータまで。発明が歴史を動かしてきたことが納得できる。戦争の道具がその役割を大きく占めるのはうれしくないが、歴史的には動かない事実だろう。ローマ帝国の滅亡の原因のひとつが述べられているが、その論でいくと現代の日本も危ないのか? 何しろ現実の道路は線ではなくて面でもある(建築としては立体でもあるし)。ここでローマン・コンクリートの話があるとよかったと思う。お金の話も興味深い。現代のように経済が発達していなくても、お金の世界はシビアだったから、紙のお札が世の中に認められたことは奇跡に思える。

  • マドロス

    ものの発明にまつわる30の物語。もう少し深く掘り下げてほしかった。なんとなく聞いたことのある話を再確認するにはよいかも。

  • ようはん

    理系じゃない自分からすると近代以降の蒸気機関やプラスチック等の発明は複雑な機構や計算をよくぞ根気よくする事が出来たと感じる。

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