Product Details
ISBN 10 : 4002709574
Content Description
学問が、純粋な好奇心や社会問題の解決、人々の幸福のためでなく、国家の進める軍事戦略や兵器開発に従属させられるような社会を、再び到来させてはいけない。そのような社会は民主主義にとっての危機であるとともに、学問の危機でもある。科学研究のパラダイム設定自体に軍事が深くかかわり、学問世界は浸蝕され、研究者の頽廃が進む。
目次 : 第1章 科学者のあり方/ 第2章 戦後、科学者は軍事研究とどう向き合ってきたか/ 第3章 防衛省の戦略/ 第4章 大学改革にまとわりつく軍学共同/ 第5章 米・「軍産複合体」と科学者/ 第6章 独・軍学共同反対の運動/ 第7章 「軍民両用技術」という甘い罠/ 第8章 キャンパスから声をあげていく
【著者紹介】
池内了 : 名古屋大学名誉教授。宇宙物理学、科学・技術・社会論
小寺隆幸 : 京都橘大学人間発達学部教授。数学教育学。公益財団法人原爆の図丸木美術館理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2021/06/30 (水)
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
壱萬弐仟縁
読了日:2017/03/09
更紗蝦
読了日:2017/05/01
おおかみ
読了日:2016/11/01
call
読了日:2017/03/14
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .