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ちくま日本文学 036

Sakutaro Hagiwara

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480425669
ISBN 10 : 4480425667
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan

Content Description

文学アンソロジーのひとつの到達点として高い評価を得た「ちくま日本文学全集」を、文庫サイズで新装刊。明治から現代までの日本文学作家ベストセレクション。本巻は、萩原朔太郎の作品を集成。

【著者紹介】
萩原朔太郎 : 1886‐1942。群馬県前橋の生まれ。熊本の五高、岡山の六高をともに中退。音楽に親しみ、マンドリンを習う。二十七歳のとき北原白秋の雑誌『朱欒』に詩を発表、大正6年(1917)抒情詩五十五篇、長篇詩二篇を選んで「月に吠える」を刊行、第二詩集は六年後の「青猫」。さらに「郷土望景詩」、「氷島」へとつづく作品によって日本の近代詩を確立した。ほかに小説「猫町」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    作品の幅の広さに驚かされます。萩原朔太郎というと『猫町』というイメージが強かったのですが、エッセイや詩など多くの作品を残していたのですね。繊細ながら強さもある作品の数々に魅了されました。

  • tokko

    エッセイや散文詩を読んでいる方が面白かった。もちろん「月に吠える」など有名な定型詩もあるのだけれど、「ダークあやつり人形印象記」や「ウォーソン夫人の黒猫」、「猫町」、「小泉八雲の家庭生活」などの文章の方が印象に残る。あと式子内親王の和歌の解説も、なるほどと思わず読み入ってしまう。

  • 兎乃

    再読/『純情小曲集』のみ。

  • 双海(ふたみ)

    「悲哀の歌人 式子内親王」のみ再読。和泉式部との対比もおもしろい。引いてある御歌も名歌ぞろい。

  • 色々甚平

    後半のドストエフスキーや小泉八雲、与謝蕪村、式子内親王についての話は非常にとっつきやすかった。詩は親しんでいないので何度か読まないとまだ馴染めないのが悔しかったが、前述した作家たちのどこを良いとこだと捉えているかを知ることで著者がどのような作風を好んで書くのかがわかるような気がする。式子内親王の和歌は後鳥羽上皇の娘であり純潔を余儀なくされたため、悲恋の歌ばかりであり、説明付きでないとわからないが下手な恋愛小説よりも余程叙情的なものであった。

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