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雄気堂々 上巻

Saburo Shiroyama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101133034
ISBN 10 : 4101133034
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2003
Japan

Content Description

近代日本最大の経済人渋沢栄一のダイナミックな人間形成の劇を、幕末維新の激動の中に描く雄大な伝記文学。武州血洗島の一農夫に生れた栄一は、尊王攘夷の運動に身を投じて異人居留地の横浜焼打ちを企てるが、中止に終った後、思いがけない機縁から、打倒の相手であった一橋家につかえ、一橋慶喜の弟の随員としてフランスに行き、その地で大政奉還を迎えることになる。

【著者紹介】
城山三郎 : 1927(昭和2)年、名古屋生れ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎えた。一橋大卒業後、愛知学芸大に奉職、景気論等を担当。’57年、『輸出』により文学界新人賞、翌年『総会屋錦城』で直木賞を受け、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞受賞の『落日燃ゆ』等、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。2002(平成14)年、経済小説の分野を確立した業績で朝日賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 三代目 びあだいまおう

    500社以上の会社設立に関与し、日本資本主義の父と称される明治の偉人『渋沢栄一』の伝記的な歴史小説。上巻は江戸末期の混乱極める情勢の中、攘夷に沸く維新傑物らとは異なる路線で未来を憂い新しい日本を作ろうと動き始めるまで。後の獅子奮迅の活躍の源が芽吹くのがよくわかる。最後の将軍慶喜との出会い、外国に対するパラダイムシフトが最も強い原動力となる。渋沢栄一像に迫れる良書!「その気になればいくらでも自分に向く仕事を創り出せそうであった。仕事は与えられるものではない。創り出すものなのだ(本文)」栄一の開眼の瞬間である

  • ゲンキ

    2021年の大河ドラマの主人公ということで、本書を読んでみました。凄く良かったです。城山さんの作品は、読みやすいし、中身もあるから、グイグイ引き込まれます。でも、渋沢栄一について、私は全く無知でした。幕末から生きてみえた方とは😅。その渋沢栄一の人生は、徳川慶喜や西郷隆盛、新撰組の近藤勇、勝海舟、大隈重信等のビップな方と出逢うことによって、大きく変わっていくこととなる。下巻が楽しみです😆。

  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    大河ドラマは見ていないが、以前から気になる人物であったのでこれを機会に手に取った。三井や岩崎(三菱)が己の財を成すことに熱心であったのに対して、日本全体の経済、産業を興すことに注力した人物と言う印象である。ただ前半はまだ「尊王攘夷」を志したものの、何をどうすべきか迷いうろうろしているだけで、歴史の片隅にも顔を出さず、彼本来の良さは見えていない。むしろ彼が仕える事になった一橋慶喜の英名さの方が目立つ。大政奉還が終わり、新しい時代なってようやく彼の本領が発揮され始めた感じ。前半はイントロ、後半に期待します。

  • mura_海竜

    西郷、木戸、伊藤、大隈、岩崎など知っている名前がぞろぞろ出てくる。もう少し歴史勉強しとけばよかった。

  • フリージア

    上巻は幕末から明治新政府が懸命に政府を立ち上げるあたりまでたった。武蔵野血洗島の渋沢栄一。家業より国の動向が気になり攘夷の気概をもっている。しかし不思議な縁で一橋家の家臣となる。栄一は冷静かつ運も良いのか慶喜の弟徳川昭武のお伴で洋行することになる。その間に攘夷を叫び戦った天狗党や栄一の養子となった平九郎は悲惨な最期をとげている。洋行中の資金は栄一が管理し、二万両を残して帰国したという。そして新政府に出仕することに決めて下巻へ。

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