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官僚たちの夏 新潮文庫

Saburo Shiroyama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101133119
ISBN 10 : 4101133115
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2002
Japan

Product Description

佐藤浩市主演、TBS日曜劇場「官僚たちの夏」原作本!

国家の経済政策を決定する高級官僚たち――通産省を舞台に、政策や人事をめぐる政府・財界そして官僚内部のドラマを捉えた意欲作。

<城山三郎>1927年、名古屋生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎えた。一橋大学卒業後、愛知学芸大学に奉職、景気論等を担当。1957(昭和32)年、『輸出』により文学界新人賞、1959年『総会屋錦城』で直木賞を受け、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞受賞の『落日燃ゆ』の他、『男子の本懐』『黄金の日日』『役員室午後三時』『毎日が日曜日』『官僚たちの夏』『もう、きみには頼まない』『硫黄島に死す』『指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく―』等、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。1996(平成8)年、菊池寛賞を、2002(平成14)年、朝日賞を受賞。2007年3月22日没。享年79。没後発見された愛妻への遺稿『そうか、もう君はいないのか』は世代を超えたベストセラー。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い

    ”ミスター通産省”と呼ばれた佐橋滋をモデルとした本。ドラマ化もされ、佐橋滋を佐藤浩一が演じていたと思う昭和の高度成長期の先輩たちは本当に国のために必死で働いたのだとこの手の本を読むたびごとに思う。事務次官争い・派閥・政治家の思惑などが程よくブレンドされ、緊迫感のある物語になっている。佐橋滋を支える人々、ライバルも異彩を放ってよい。

  • ゴンゾウ@新潮部

    戦後復興を遂げ日本が高度成長に突き進む時代の話。現代と異なり政治も企業も役人も成長ぬ向かって走っていてとても前向きだ。でもやはり人事はいつの世も運とタイミングなんだと思う。矛盾しているが必ずしも実力のあるやつとか努力したやつとかが生き残るわけでもない。健康やプライベートも大切だ。必ずしも予定通りに進まない。出る杭は打たれる。人間関係は難しい。

  • 射手座の天使あきちゃん

    随分と「がむしゃら」に生きた時代があったんですねぇ、父親より沙良に上の世代かな!? でも引退後に事業を興す訳でもないのに事務所をかまえ、好きなゴルフをし、好きな人とだけ会って、おおいに政治を語り・・・ って、やっぱり官僚の方と庶民の感覚はベースラインが違うんだね 残念ながら共感出来ずです。ゴメン m(_ _)m

  • かみぶくろ

    3.7/5.0 この作品で描かれる、天下国家を論じ、熱く政策談義を交わす官僚像っていうのは、今どれだけリアリティを持ちえるのだろうか。現代日本で官僚ほど割に合わない職業選択はなく、それでも彼らは官僚になることを選んだのだから、その志を信じたい気持ちもある。省が人事を握っていたこの作品の時代と比べると、やはり内閣人事局の創設が、官僚の弱体化と国家の劣化に繋がっていく決定打だったのではないかと思えてくる。

  • pdango

    ★★★★☆高度経済成長期の通産省キャリアの熱い男達。平成の時代に書かれた昭和でなく、昭和50年刊行の昭和だからなのか、時代の空気感がよりリアル。俺達が日本を引っ張っていくんだという気概とプライド、いまの時代には敬遠されそうなほどの熱量だけど、日本全体にこういうガムシャラな熱量をもつ人が多くいたからこそ高度成長期があったのだと思う。池井戸節のようなわかりやすいドラマチックさはないけど、読み継がれているだけあって面白かった。

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