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よみがえる力は、どこに

Saburo Shiroyama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103108207
ISBN 10 : 4103108207
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan

Content Description

日本人に生き抜くヒントを与える白熱の名講演と、「そうか、もう君はいないのか」感涙の新発見続稿。

目次 : よみがえる力は、どこに(魅力ある人間の育て方/ ふたりの若き兵士たち/ 人を喜ばせるためなら/ 自分だけの時計を持て/ 一日仕事をしないと、自分に見放される/ 軟着陸をしない人生/ 人間は負けるように造られていない/ 一期は夢よ ただ狂へ)/ 君のいない一日が、また始まる―「そうか、もう君はいないのか」補遺/ 同い歳の戦友と語る―吉村昭氏との対話集成(あの戦争とこの半世紀の日本人/ 語りつぐべきもの―藤沢周平さんのことなど/ きみの流儀、ぼくの流儀)

【著者紹介】
城山三郎 : 1927‐2007。名古屋生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎えた。一橋大学卒業後、愛知学芸大学に奉職、景気論等を担当。1957年、『輸出』により文学界新人賞、59年『総会屋錦城』で直木賞を受け、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞受賞の『落日燃ゆ』の他、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。96年、菊池寛賞を、2002年、朝日賞を受賞。2007年3月22日没。享年79(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えちぜんや よーた

    大岡昇平さんのエピソードを読んで、左側にいる一部界隈の人が、政府のやることについて何でもかんでも脊髄反射的に反対する理由がわかった。理不尽な戦争に駆り出されて、理不尽に死ねと命令されたからだ。でもそんな世代の方(90代以上)も残り少ないはずだ。戦争に行かなかった世代(80代以下)も、同じように脊髄反射で反対するのはなぜなんだろうかと思ってしまった。

  • ふじさん

    土光敏夫、本田宗一郎、石田禮助、田中正造、大岡昇平等、反骨精神溢れる男たちを語った講演会録。作品余話が語られており、初めて知ることも多く読み応えがあった。「そうか、君はいないのか」の新発見の続稿も先立った妻への思いがほとばしる内容で心打たれた。吉村昭との対話集は、同年代で思想信条も似た作家同士、忌憚ない話の連続で面白かった。戦争に対する思いは、共感できる部分が多かった。

  • mondo

    城山三郎の小説が好きでこれまでに、渋沢栄一の生涯を描いた『雄気堂々』を初め、10冊以上の小説を拝読してきた。そして近年、読み漁っている吉村昭との対談なのだから読まないという選択肢はない。私自身が好む小説家に共通したものは偶然ではなかったことにも気がついた。対談集から二人が同世代という共通の価値観だけでないものを感じる。一番は歴史観、特に過去の大戦に対する日本人一人一人の意識についての問題提起の部分だ。吉村昭が描く戦争記録小説の根底にあるものは何かをここから知ることができる。そして、夫婦愛かな。

  • 金吾

    ○城山さんが書く信念を持った人たちの話は読んでいて心地いいです。また奥さまへの深い愛情は、自分もそのように生きていきたいと思わされます。吉村昭さんとの対談は二人とも好きな作家であり、楽しかったです。

  • しゃん

    吉村昭氏との対談は面白かった。吉村氏がユーモアたっぷりな人とは知らなかった。対談を読んでいると、城山氏も吉村氏も筋を通した生き方をしていて、不器用だけどカッコいいと思った。

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