母は、戦中生まれ。 彼女は「火垂るの墓」を観て、 涙しなかったものの、ただ、 感情そのものによって表すことを もの静かに、いくぶん強く憚るような 言葉にすることすら、頑なな程に、避けるような そんな様子を私に一度だけ見せてくれました。 彼女はおそらく、決して二度は観れなそうな、 私に一度しか見せなかった、 忘れがたき姿の母を 私は生涯忘れてはいけないと。 いわずもがな彼女にしてみたら、採点に際して、星はひとつもなく。 その姿を目の当たりにした私の印象深さでいうと、星はいくつあっても足りない。 ならばどんな星が、いくつあっても足りないのか、 この場合、星の輝きというのは、哀しみを表すことを教えてもらったとも。 何も言わなくていい、ただただ、傍に寄り添い、いっしょにいる そういう、星の大切さに、嬉しさはなにもない。 心だけを、感じることだと思う。

lovely boxset. a must have for any GHIBLI fans

　この作品のオリジナル・アイディアが、ジョン・フォード監督の「荒鷲の翼」と「静かなる男」だときずいている人は、かなりな映画マニアだ。宮崎駿は、「「紅の豚」は、イタリアの侮蔑的な表現の言葉で、「戦争の風刺」と「男のダンディズム」を表現した。」ともっともらしく言っているが、タイトル名はジョン・ウェイン主演の「紅の翼」のもじりだ。ジョン・フォード監督の「荒鷲の翼」の主人公の「スービック・スオード」は、映画「紅の豚」にも言及された「シュナイダー・カップ（水上飛行機の競技会」の優勝者です。故に、ライバルのアメリカ人の航空機野郎の名前は、アメリカ人俳優の「トニー・カーチス」から、「カーチス」だし、ラストの殴り合いは、「静かなる男」のパクリです。宮崎駿らの年代の人には、ジョン・フォード監督の作品群は、最高の娯楽作品だった。そう言う意味で見ると、「男のダンディズム」にジョン・ウェインやハンフリー・ボガードの当時のアメリカ映画を見て面白い。東大フランス文学部出身の「高畑勲」さんを意識して、「宮崎駿」さんが、フランス・イタリアのムードに載せ替えようとしているところに、彼の意地を見る。また、「飛行機」へのこだわりも、のちの「風立ちぬ」に通じるものがある。

この作品を長い間知らなくて、大人になってから観ました…が、学生時代に観たかった！耳をすませばファンはハマると思います。

宮崎監督の限界が見えはじめていた頃の作品だと思います。声優に違和感があるし、内容もちょっと。あまり芸能人を声優にするのは止めてほしい。

子供の頃に見た時は内容が難しいかったのですが、大人になるにつれて良さか分かるようになりました。何十年も前に環境の大事さを訴える作品だと思います。

実家がかなりの田舎でトトロの舞台のような感じです。動物が出てきて子供も大好きですよね。

ジブリ作品の中のナンバーワンです。飛行機が好きなのと音楽も好きです。ドーラもいいキャラ！

トンボがウザくて苦手ですが、親元から独立する気持ちを伝えられる良い作品だと思います。

映画館に2回見に行きました。湯ばあばとか坊とかキャラクターが素敵。子供の成長にも良い作品ですよね。