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暗闇の美術 陰鬱でもの悲しく怪奇な作品集

S.エリザベス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763023308
ISBN 10 : 4763023306
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan

Content Description

人間の陰鬱さ、物悲しさ、怪奇さをテーマにした『暗闇の美術』はヴィジュアル資料集であり、200点を超える芸術作品を厳選収録している。「夢と悪夢」、「虚無からの囁き」、「死の必然性について」、「神々と怪物」といった各章に登場する作品の数々は、ときに観る者の心をかき乱し、ときに美しく、わたしたちを恐怖に溺れさせる。そしてわたしたちは人間らしさについて、時代を超えて再確認するのだ。著者のS・エリザベスは、心のなかの悪魔と向き合うことでどのような安らぎを得られるのかを問いながら、それぞれの作家が受けた影響やインスピレーションを刺激的で思索に富んだ文章で綴る。なぜわたしたちは恐ろしいものやグロテスクなものに魅了されるのだろうか。人間の心について何を物語っているのだろうか。

目次 : 第1章 すべては己の思考のなかにある(夢と悪夢/ 心理的苦痛/ 虚無からの囁き)/ 第2章 人間の条件(病と苦しみ/ 堕落と破壊/ 死の必然性について)/ 第3章 わたしたちを取り巻く世界(咲き誇る闇/ 魔物たちの巣窟/ 神秘的な風景、廃墟、荒廃した場所)/ 第4章 別世界からのメッセージ(神々と怪物/ 眠れぬ死者と不気味な存在/ 闇の魔術と禁断の秘密)

【著者紹介】
S.エリザベス : 作家、キュレーター、フリル愛好家。『Coilhouse(コイルハウス)』、『Dirge Magazine(ダージ・マガジン)』、『Death&The Maiden(死と乙女)』といった雑誌や、音楽、ファッション、ホラー、香水、悲しみをテーマにした自身のオカルト系ブログ『Unquiet Things(静かならぬもの)』にて神秘芸術についてのエッセイやインタビュー記事を発表する。『Haute Macabre(オート・マカーブラ)』の専属記者でもある。2020年10月に初の著書『オカルトの美術(The Art of the Occult)』を刊行(2021年、青幻舎より日本語版刊行)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くさてる

    人間の陰鬱さ、物悲しさ、怪奇さをテーマにした芸術作品を200以上収録した一冊。単なる作品の紹介にとどまらず、テーマごとの丁寧な解説も読み応えあった。また、類書で紹介されているのは古典作品が多いけれど、この本は2000年代の作品まで収録していて目新しく、そこも良かったです。

  • グラコロ

    ゴヤ、フューズリ、ルドンなどお馴染みのものから最近のあまり知らないアーティストまで、怖い絵が満載のカタログ。 なかでも一番マインドがやられたのは、認知症が進行中の画家の自画像。我が身にも起こり得るかもしれず、恐ろしい。

  • takao

    ふむ

  • CBF

    (★★★★☆) 人間の陰鬱さ、物悲しさ、怪奇さをテーマにした200点を超える芸術作品を収録しているヴィジュアル資料集。登場する作品の数々は、ときに観る者の心をかき乱し、ときに美しい。なぜ私達は恐ろしいものに魅了されるのだろうかー。 同じ画家/時代を集めた画集より、こういうテーマに沿って色々な絵が見れる本の方が美術素人の私には飽きなくて楽しい。ゴヤやムンクの有名な絵が出て来るのも楽しかった。以前も"怖い絵"シリーズの展覧会が話題になってたけど、やっぱり人って昔から変わらず怖いもの見たさがあるのかな。

  • kaz

    初見の作品が多いことが嬉しい。図書館の内容紹介は『陰鬱さ、物悲しさ、怪奇さをテーマにした作品ばかりを200点以上も紹介する、美しくもダークな芸術作品集。歴史的名画から現代アートまで、厳選された「恐ろしいものやグロテスクなもの」が、見るものを強烈に引き込む一冊』。

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