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マーズ・サバイバー ハヤカワ文庫

S・j・モーデン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150122263
ISBN 10 : 4150122261
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

息子のために殺人を犯し、終身刑で服役中のフランクは、火星基地建設プロジェクトへの参加を持ちかけられる。刑務所で人生を終えるか、火星で生きるか―後者を選んだフランクをはじめ、プロジェクトの参加者は老若男女の囚人7名。だが彼らは火星でひとりまたひとりと命を落としていく。酸素不足、過量服薬、二酸化炭素中毒…これは事故なのか、自殺なのか、それとも?ディック賞受賞作家が贈る火星サバイバルSF。

【著者紹介】
S・J・モーデン : イングランド、ゲーツヘッド生まれ。大学で天文学と地質学を学び、博士号を取得。サイモン・モーデン名義で執筆した、破滅後世界のロンドンを舞台にロシア人物理学者の冒険を描くサイバーパンク三部作“The Samuil Petrovitch Trilogy”(2011)でフィリップ・K・ディック賞を受賞

金子浩 : 1958年生、早稲田大学政治経済学部中退、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あさうみ

    経費削減?のため囚人が火星へ基地建設のため送られる。前半は1歩間違えればほぼ即死のサバイバル、後半には殺人事件まで起きて、極限状態に拍車がかかる。全体的に読みやすいSFでした。予想がついたがこの結末は◎。

  • あたびー

    火星の環境描写がリアルで息が止まりそうになるSFアクションミステリー。息子の為に殺人を犯した終身刑囚のフランクに来たオファーは、火星に基地を建設すると言う話だった。過酷な訓練を経て貨物のように火星へ送られた7人の囚人は、運営企業のクソ野郎に見張られながら更に過酷な環境で基地を建設するが、一人また一人と命を落として行き…間々に挟まる企業側の記録がとことん胸糞悪い。ミステリーとは言っても大方の人に犯人は自明か。続編もあるらしいぞ!

  • しゃお

    火星基地を作る為に送り込まれた無期懲役刑の囚人達。それぞれの得意分野でもって協力しながら危機的状況を乗り越えていくサバイバルな前半から、後半は密室的な状況で起こる殺人が描かれるミステリやサスペンス的な物語へと展開します。サバイバル的な部分は「火星の人」よりも弱いのは否めないですし、ミステリとしては予想通りな部分が強いので、もう少し早めに盛り上げるような展開が欲しかったかな。でも逃げ場のない火星で犯人を探し出さねばならぬ危機感と緊張感は存分に味わえますし、それを映像で観てみたくなりますね〜。

  • ひさか

    2019年4月ハヤカワSF文庫刊。火星でこなす無茶なミッションは、お仕事小説の趣きがあり、楽しめました。ミステリー部分はお粗末ですが、ミッションの阻害要素ととらえれば、納得できます。冗長さはあるものの面白く楽しめました。

  • fukumasagami

    その一本道は刑務所へ続いていた。服役囚でいる以外、何もする必要がなかった。なんだってこんなところへ来る気になったんだろう?過去だけじゃなく、未来も持てるかもしれないなんて考えたんだろう?おれは自分に希望をいだくことを許した。馬鹿だ。どう選択したところで、おれは苦痛に満ちた惨めな失敗をすることになってるんだ。おれは今夜、死ぬんだろう。おれに選べるのは、火星のどこをおれの血で濡らすかだけなんだ。

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