Product Details
ISBN 10 : 4041033152
Content Description
うち続く災害に荒廃した平安京では、羅生門に近寄るものもいなくなっていた。その楼上で、生活のすべを失い行き場をなくした下人は、死人の髪の毛を抜く老婆に出くわす。その姿に自分の生き延びる道を見つける…。文壇処女作となった「羅生門」をはじめ、初期の作品を中心に18編を収録。人間の孤独と侘しさを描いた名品の数々は、時代を超えて新鮮な驚きを読者に与え続けている。芥川文学の原点を示す、繊細で濃密な短編集。
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【著者紹介】
芥川龍之介 : 明治25年(1892)3月1日、東京生まれ。府立三中、一高を経て東京帝大英文科を卒業。東大在学中に豊島与志雄や菊池寛らと第三次「新思潮」を発刊。大正5年(1916)に発表した「鼻」が夏目漱石に激賞され、続く「芋粥」「手巾」も好評を博し、新進作家としての地位を確立。昭和2年(1927)7月24日、睡眠薬自殺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2021/07/25 (日)
投稿日:2009/12/28 (月)
Book Meter Reviews
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青乃108号
読了日:2023/01/04
扉のこちら側
読了日:2016/07/09
青蓮
読了日:2018/04/11
優希
読了日:2019/08/18
優希
読了日:2020/02/24
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