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走れ!タカハシ

Ryu Murakami

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062024839
ISBN 10 : 4062024837
Format
Books
Publisher
Release Date
May/1986
Japan

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一人の野球選手を応援する方の様々なストー...

投稿日:2021/04/25 (日)

一人の野球選手を応援する方の様々なストーリー 久々に読みましたが楽しめました。笑いあり 涙あり 初期の村上龍の良作かなと思いました。リピ読みしようかな

まつ2020 さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゅう

    元広島カープの高橋慶彦選手を全てにおいてモチーフにした11編の短編集。村上龍にエログロのイメージを持ち、苦手にしている人達にもぜひお勧めしたい本。私はカープファンなので高橋慶彦はもちろん、山本浩二や衣笠や大野、小早川など懐かしい名前が満載で、それだけでこの本が大好きだ。それにしても、こんな本が書けるなんて村上龍は才能の宝庫だ。普段とは異質の小説。あとがきにあったけど、「楽しんでいる人間を見るのは、楽しい」。たしかに、そう思う。

  • そうたそ

    ★★★☆☆ 大雑把にいうならば、「69」に近いタッチの作品。SM色が強くなくて明るくてグロくない村上龍。しかしそれにしても、なぜ敢えてカープなのか(とはいえ、カープほどファンに愛されるチームもないけども)、なぜ衣笠でも山本浩二でもなく、高橋慶彦なのか。しかも、高橋自身が主人公として登場するわけではない。むしろ、本作で重要なのは高橋義彦という人物自体ではなく、「走れ!タカハシ」というワードそのものにあると思う。意味なんて考えずに気楽に読むべき作品。村上龍さんはカープファンなのだろうか。

  • 淡紅

    バブル前夜な頃の本。 昔の野球選手の名前がたくさん出てくる。 村上龍は「普通の人々を題材にした」のだそう。十人十色の普通。 村上龍の本は読みたくない表現が必ず出てくるけれど、普段、自分が普通だと思ってる範囲の狭さとか、世間知らず…つまり、無知で狭量でお花畑な自分を教えてくれるから読む。 不快だけど、面白さがある。 最後の話が1番好みだった。

  • ヘビメタ小僧

    何ゆえかこの本を読まないでいたが、読んだら一気だった。龍にしては軽く、口元が緩む内容で《楽しかった本》しかし、高橋慶彦さんは、これを読んでどういう反応をするのかなぁ〜

  • ケンサン

    1983年〜86年、昭和最後のエッセイ集。私が社会人になった頃の話で、なんと大らかな時代か。パワハラ、セクハラ等、コンプライアンスばやりのこのご時世、なんとも危なっかしい?ものばかり。赤ヘルの全盛期を、山本、衣笠とともに引っ張った、リードオフマン高橋慶彦で各章締めくくることで、下世話な話もどこ吹く風。容姿端麗、抜群の運動能力、派手なヘッドスライディングは彼の代名詞。あとがきに、楽しい人間を見るのは楽しい。戦争がなく変化が極端に遅い民主管理社会で男たちは喘ぎ、女たちは元気。日本は停滞の平成に雪崩れ込んでいく

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