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フィジーの小人

Ryu Murakami

User Review :4.0
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041586112
ISBN 10 : 4041586119
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1997
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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人間の性欲をこれでもかと見せつけている作...

投稿日:2021/04/25 (日)

人間の性欲をこれでもかと見せつけている作品 後半の失速感が半端ないのが残念ですがなかなか面白いと思います。

まつ2020 さん | 大阪府 | 不明

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人間の、ある意味性欲の根元が書かれている...

投稿日:2012/10/19 (金)

人間の、ある意味性欲の根元が書かれている作品だと思います。・・・がぶっ飛んだ話です!主人公の小人がマゾで、世界一のサドのカナダのある女市長を探して・・・。この小説は本当にイカレた話なのですが、笑えもします。個人的に気に入っているのは、主人公の祖父の手記の内容です。これは、村上龍の頭の中ってどうなってんの、と思わず思ってしまうくらいカっとんだ内容になっています。ストーリー展開は現実と手記の内容が交互に書かれながら進んでいくのですが。   世界一のサドが出て来ると書きましたが、それを書ける村上龍こそが世界一のサドなのでは?そして世界一のマゾなのでは?と村上龍さんに失礼な感想を持ってしまいました。

ひ〜ちゃん さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 内緒です

    大学の図書館で借りた本。村上龍の作品は、どれも面白いとは思えない作品ばかりだった。でも、なぜが読んでしまう。彼の作品はどれも、博識ある方なんだなぁ、と関心させられるものばかりだ。しかし、今回の作品は考えられない程の性描写が出てきて、ただ一言、キモチワルイ。今回の作品を読んで気づいた。私は村上龍が好きだ。ただそれは、作家・村上龍ではなく、カンブリア宮殿の村上龍なのだ。

  • アーノルド

    著者初読作品 初ながら著名な作家との認識は高く、如何なる作風なのか期待大で挑みました 他の方のレビューを拝見すると、どうやら著者の作品群の中でも異例だとか… 確かに“独特の世界観”という枠には収まらないほど異質でとめどない作品でした ここに登場するような性癖の持ち主には理解しやすいのだろうか? 共感し難くも、ワヌーバとリンダの掛け合いは楽しめた ファンタジックなリアルさが見え隠れする不思議な作品でした

  • こみち

    何だったんだ…。こんな本は初めて読んだ…。世界観が全くわからなかった…。

  • 大河原想

    村上龍の小説の中でもさらに異色。小人症の男が女市長のうんこを食わされる話。全面的にSMのモチーフを展開している。物語の本筋に伴奏するように、象に踏み潰される妄想を患って発狂した同じく小人症の祖父の晩年の手記や、男や女の空想の描写が入り乱れる。明らかに小説としての辻褄を無視して実験的な文章を作成している。しかし、それでも読む気が失せないのが不思議で、やっぱり村上龍の身体性は多くの読者と共鳴するものがあるのだな、と思う。身体性さえ共鳴すれば、中身なんてなんでもいいのかもしれない。

  • 501

    The Mask Clubと似た印象。後半にいくほど終着点を見失い混迷している。人物設定も舞台設定もなし崩しになっていくのもお構いなしに突っ走る執筆力が圧倒的。

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