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数学の二つの心

Ryosuke Nagaoka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535785946
ISBN 10 : 4535785945
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan

Content Description

“良い先生”に習えば、数学が得意になれるだろうか?数学が得意になるのは、なぜ“良いこと”なのか?そもそも、教育の研究とは教育方法の研究であろうか?―安きに流れないことの大切さを訴える。時代の洪水に飲み込まれそうな若者たちと、若者と対峙する大人たちへ贈るエール!

目次 : 数について/ 式について/ 関数の基本概念について/ 集合と論理について/ 確率について/ 幾何について/ 指数・対数について/ 三角関数について/ 数列について/ 微積分について/ 大学数学への第一歩

【著者紹介】
長岡亮介 : 1947年長野県長野市に生まれる。1966年東京大学理科1類に入学。1972年東京大学理学部数学科を卒業。1977年東京大学大学院理学研究科博士課程を満期退学。数理哲学、数学史を専攻。その後、津田塾大学講師・助教授、大東文化大学教授、放送大学教授、明治大学理工学部特任教授。2017年明治大学を退職。現在、意欲ある若手数学教育者を支援する組織TECUMを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • smatsu

    数学というよりは教育論の本。数学の様々な領域について、表の心と裏の心で説明するという試み。表の心というのはいわゆる予備校のノリとか受験参考書のような、口当たりの良い受験数学的に即効性はあるけど本質論からいうと微妙な説明の仕方。裏の心が本来の数学的本質に沿った(著者がこうあるべきだと感じる)説明だということらしい。各項目について表の説明をまずやって次に裏の説明をするという構成だが、教育論に興味がないなら裏の心だけ読めばいいということに途中から気づいて、裏だけ読みました。面白い本かというと、ちょっと微妙かも

  • yasuhitoakita

    表の心の文体が苦手だったので、裏の心だけ読むことに^^;

  • massy

    数学を教える立場としてハッとさせられる1冊であった。 理想と現実のバランスを考えることは非常に難しいと感じる今日この頃。

  • rukaq

    図書館本 最近のわかりやすい講義?を模した表の心と、本当はこういうことが言いたいという裏の心からなるエッセイ 中学生から大学教養までの数学教育について書いてある。はるか高みから見るとこんな感じのことを学んでほしいんだなぁと思う一方、最初から筆者の教育方針について来られる学生はどれだけいるのだろう。個人的には具体例を積み重ねた先に抽象的な理解があると思っている。筆者は具体例を否定する主張はしていないが、それでも私には抽象的な概念をそのまま教えようとし過ぎているように見えた。要するに自分の実力不足なのだが…

  • Soichiro

    数学の深みが垣間見れるような気がして、面白い。裏の心というより、奥の心という感じか。

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