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村上海賊の娘 三 新潮文庫

Ryo Wada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101349800
ISBN 10 : 4101349800
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan

Content Description

織田方の軍勢は木津砦に襲い掛かった。雑賀党一千の銃口が轟然と火を吹き、その猛攻を食い止める。本願寺門徒の反転攻勢を打ち砕いたのは、京より急襲した信長だった。封鎖された難波海へ、ついに姿を現す毛利家と村上家の大船団。村上海賊には、毛利も知らぬ恐るべき秘策があった。自らの家を保つため、非情に徹し、死力を尽くして戦う男たち。景の咆哮が天に響く―。波瀾の第三巻。

【著者紹介】
和田竜 : 1969(昭和44)年12月、大阪府生れ。早稲田大学政治経済学部卒。2003(平成15)年、映画脚本『忍ぶの城』で城戸賞を受賞。’07年、同作を小説化した『のぼうの城』でデビュー。’14年、『村上海賊の娘』で吉川英治文学新人賞および本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • SJW

    面白い‼️信長方の天王寺砦を攻めようとしていた一向宗の信徒1万は突然現れた信長に逃げ惑い総崩れになり大阪本願寺に逃げ込む。村上海賊の娘 景は雑賀党の鈴木孫市と共にその戦場を離れ、村上海賊の本拠地に戻る。大阪本願寺に兵量を届けるために毛利家と村上家は千艘の兵船と兵量船を出すが、上杉謙信が参戦するまで淡路島の北に停滞する。景は戻ったももの、一向宗の信徒を見捨てることができず、一人難波の海に戻り信長方の船に挑みかかる。後半からページをめくる手が止まらない。残酷な海賊たちの戦いに手に汗を握りつい興奮してしまう。

  • ykmmr (^_^)

    物語はいよいよ、『転』の域に入る。景は現実を知り、見極め、新たな学びを得る。景親も姉のピンチに自分の気持ちを切り替え、現実と向き合う事を決意する。そして、この状態を打破し、『理想』を実現するために飛躍。姉弟の絆と成長を垣間見る3巻である。

  • やな

    鬼手キタ━━━(゚∀゚)━━━!!絶好調!いよいよ4巻へ!楽しみ〜♪

  • ミュポトワ@猫mode

    村上海賊の娘3巻目読了しました。今回もなかなか面白かったんですが、主人公が萎えてしまったのが途中までだったので、こっちもなえてしまった。ただ最後には良い展開で4巻目にバトンを渡しているので、4巻目が楽しみ。この本、戦の描写が面白いと思います。戦を華々しいものって見る奴は戦に向いてないらしいんですが、まさに俺w戦には向いてないみたいですw主人公もこんな感じだったんですがどう成長してるか楽しみでしょうがない。4巻も続けて読みます。

  • のり

    織田(眞鍋海賊)vs毛利(村上海賊)の海戦がいよいよ始まる。ラスト10数ページではぞくぞく感が堪らない。七五三兵衛に面白しゃあない奴と烙印を捺された景。どん底で能島に帰り覇気を失うが、武吉の策略を知り…景親の少しばかりの勇気も良かった。(^o^)ついに景が暴れ始めるぞ。鍵を握る「鬼手」家を守るか、それとも海賊のプライドを守るかの心理も痺れる。お父の意地をみた。

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