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小説新巨大証券 下

Ryo Takasugi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062634410
ISBN 10 : 4062634414
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1997
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nekozuki

    高木良の小説は、唐突な終わり方の小説が多いように感じるが事実をそのまま切り出したようなリアリティがある。MOFからFSAに変わり大きく権力は弱体化したとはいえ、金融機関への影響力は未だ絶大。それをふまえこのころの関係やMOF担という存在を考えるとエリートポストというのも頷ける。

  • gogoolump

    事業法人部よりMOF担に異動となった日野一。当時の大蔵省は証券会社に対して絶大な力があり人事にまで直接ではないにせよ介入してくる。証券会社もバブル時代のにぎり、とばしで負い目があるし、登録制から免許制に変わったのを機に大蔵省の力が強くなりすぎている為ひたすらに恭順の意を表す。小説の時代は日経平均2万円ちょっとだが今でもその水準にとどまっている。失われた20年間とはよく言ったものだ。当時の力関係が出ていて面白いし日野一の社内社外含めて意見調整も面白い。

  • アンコ釘

    エリート証券マンルートで、損失補填、にぎり、飛ばし、証券会社の恥部を、黒歴史を追体験するもの。財務省じゃないのだよ、大蔵省なのだよ。モフモフよ、MOF。Ministry of Finance。

  • のげぞう

    架空の大手証券会社を舞台にバブル後の時代を描いたもの

  • レコバ

    物語として面白くなかった。

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