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The Complete Music of Carl Ruggles (2CD)

Ruggles, Carl (1876-1971)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OM1020
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

The Complete Music of Carl Ruggles
Buffalo Philharmonic / Michael Tilson Thomas, conductor

Reissued from the historic 1980 CBS Masterworks LP
Includes original liner notes plus rare critical essay by Lou Harrison

Carl Ruggles was an innovative American composer who used “dissonant counterpoint” to fashion a body of work both finely crafted and wrought with emotional power.

This reissue includes world-renowned conductor Michael Tilson Thomas with the Buffalo Philharmonic, the original liner notes plus a rare essay on Ruggles by Lou Harrison and historic photos of the composer. ( Other Minds )

DISC1
Toys (For Voice and Piano)
Judith Blegen, Soprano
Michael Tilson Thomas, Piano

Vox Clamans in Deserto (for Chamber Orchestra and Mezzo-Soprano)
Beverly Morgan, Mezzo-Soprano
Speculum Musicae

Men
Buffalo Philharmonic

Angels (Original Trumpet Version)
Brass Ensemble / Gerard Schwarz, Leader

Men and Mountains
Buffalo Philharmonic

Angels (Trumpet / Trombone Version)
Brass Ensemble / Gerard Schwarz, Leader

Sun-Treader
Buffalo Philharmonic

DISC2
Portals (For String Orchestra)
Buffalo Philharmonic

Evocations (Original Piano Version)
John Kirkpatrick, Piano

Evocations (Orchestral Version)
Buffalo Philharmonic

Organum
Buffalo Philharmonic

Exaltation (For Brass, Chorus and Organ)
Brass Ensemble / Gerard Schwarz, Leader
Gregg Smith Singers / Gregg Smith, Director
Leonard Raver, Organ

All tracks except Toys and Evocations (Piano Version)
conducted by Michael Tilson Thomas

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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入手不可能を惜しむ 95年の生涯に12曲の作...

投稿日:2017/08/01 (火)

入手不可能を惜しむ 95年の生涯に12曲の作品を残したと物の本にあるが全容を知らない もちろん凡てを聴いてもいない この二枚のCDに”全集”とあるが10曲しか紹介されていない もともと様々なディスクから拾うように一曲ずつコピーしてCDRに4曲からなるミニ・アルバムを作って聴いていた だからティルソン・トーマス盤の出現に欣喜雀躍したものだ いつになったらラッグルズの真の全集が世にでるのだろうか アメリカ20世紀の作曲家と言ってもコンサート・ピースに加わることもなく 次々に録音が出るでもなく 時間の狭間に消えて行ってしまいそうだ 本当に残念だ 大管弦楽による小品ばかりでいかにも実用的でないのが災いしているのだろう 何しろ”太陽を踏む者”が一番長くて演奏時間16分では オーケストラにとって労多くして益ない曲なのだ ラッグルズを愛する指揮者とオーケストラが現れることを期待するばかりだが 先ずはこのディスクの重版・再販を願う 一度聞けば忘れられない魅力に富んだ逸品なのだ ラッグルズは  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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1975年から78年にかけての録音。LP2枚組だ...

投稿日:2012/04/25 (水)

1975年から78年にかけての録音。LP2枚組だったものをCD2枚に収録。■ついに、やっとついに、この怪盤が再流通の運びとなった。筆者は、いくつかの復刻盤屋にコネがあって、ずっと前からこの録音をCD化するよう訴え続けていたが叶わず、いずれどこかこの録音群の価値を分かっているレーベルから出るだろうと思っていたが、このように現代音楽専門のレーベルがリリースしてくるとは意外だった。しかも、オリジナルLPにも使われたトーマス・ハート・ベントンによるラグルズのポートレート(LPが出た頃はカンザス・シティのネルソン・アトキンス美術館蔵だった)をジャケットにしているのは、いかにも「分かっている」感じがして、ラグルズのマニアとしては嬉しい限りだ。■ラグルズは、元々の名前はチャールズだったが、わざわざドイツ風のカールに改名した程ドイツ(音楽)びいきで、バッハ、ベートーヴェン、ワーグナーの音楽に深く傾倒していたという(ラグルズが、1906年にコントラルト歌手である夫人と知り合うきっかけとなったのは、二人ともドイツの歌曲作曲家ロバート・フランツを敬愛していたのが縁となったそうだ。しかし、黒人やユダヤ人に対する差別観はなく、ルー・ハリソンは親友だったが、つい差別発言を口走った後、絶交された)。ちなみに、代表作《太陽を踏む者》の冒頭がブラームスの交響曲第1番冒頭と酷似しているのは誰が聴いても明らかだが(しかし、ブラームスが6/4拍子であるのに対し、ラグルズは7/4、5/4、3/4と1小節ごとにリズムが替わる)、ラグルズはブラームスを「でっかい弱虫」(彼の音楽は、決まりきった進行や展開に捕らわれすぎていて、本心を語ることを恐れているようだから)と評しあまり高くは評価してなかったので、深い意味はないようだ。■この録音群は、「全集」とあるが、未完成作品や廃棄作品、また改訂作品の多いラグルズ作品のどこからどこまでを扱えば「全集」といえるか議論の余地のあるところだが(完成すれば最後の作品《オルガヌム》より後の作品となっていた、半世紀!書き続けたオペラ《沈鐘》の浄書譜は廃棄されたが、スケッチの山はアイヴズの《コンコード・ソナタ》を初演したピアニストで音楽学者、本ディスクでも《エヴォケイション》のオリジナル・ピアノ版を演奏し、LPには詳細な作品解説も寄稿したJ・カークパトリックが、ラグルズの手稿の整理中に発見したりしている)、息子の4歳の誕生日のために書いた、一番初めに出版された《おもちゃ》(しかし、カークパトリック曰く「和声的には徹頭徹尾不協和」な作品)から、ラグルズ独自のスタイルで書かれた最後の作品《オルガヌム》(それまで単旋律で歌われていたグレゴリオ聖歌に、4度や5度の並行進行によるハーモニーがついた、最初の和声的音楽のこと。この曲を、ヴァレーズが「4度と5度の使い方が極めて上手いね」と評したことから名付けられた)までは勿論、ラグルズ自身が書いた本当の最後の作品である、讃美歌《心のたかまり》(1年前に亡くなった妻君、シャーロットの想い出のために1958年に書かれたオルガン又は金管合奏のための作品)まで、計10曲(《天使》と《エヴォケイション》はオリジナル版と改訂版の2バージョン収録)を聴くことができる。■演奏は、13歳で初めて彼の作品を聴いて(それは《人と山》だったという)以来、何度もラグルズ作品を演奏し続けていたマイケル・ティルソン・トーマスの棒が、本当の意味で冴え渡っており、単なる手本として以上の価値を有するものとなっている。《太陽を踏む者》や《人と山》《入口》といった、大管弦楽を要する作品は、他にも良い録音(とりわけ《太陽…》は、ボストン響との初録音盤の方が演奏に勢いがある)はあるが、あのアイヴズをして「最も男らしい音楽」と言わしめた作曲家の作品の全貌を知るには、最良のディスクである。なお、金管アンサンブルを使った作品でリーダーを務めるのは、今や指揮者としても高名なジェラルド・シュウォーツである(シュウォーツは、すぐにNAXOSでラグルズの全集を出すかと思ったが、計画はまだないのだろうか・・・)。

MISPRISIONER さん | 東京都 | 不明

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