Books

祝祭と予感

Riku Onda

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344034907
ISBN 10 : 4344034902
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan

Content Description

待望の『蜜蜂と遠雷』スピンオフ短編小説集!

【内容】
大好きな仲間たちの、知らなかった秘密。
入賞者ツアーのはざまで亜夜とマサルとなぜか塵が二人のピアノ恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。
芳ヶ江国際ピアノコンクールの審査員ナサニエルと三枝子の若き日の衝撃的な出会いとその後を描いた「獅子と芍薬」。
作曲家・菱沼忠明が課題曲「春と修羅」を作るきっかけとなった忘れ得ぬ一人の教え子の追憶「袈裟と鞦韆」。
ジュリアード音楽院に留学したマサルの意外な一面「竪琴と葦笛」。
楽器選びに悩むヴィオラ奏者・奏に天啓を伝える「鈴蘭と階段」。
ピアノの巨匠ホフマンが幼い塵と初めて出会った永遠のような瞬間「伝説と予感」。
全6編。

【著者紹介】
恩田陸 : 1964年、宮城県生まれ。92年、小説『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞および第2回本屋大賞を受賞。06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞を受賞。07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞。17年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞および第14回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
蜜蜂と遠雷の登場人物たちのスピンオフ。短...

投稿日:2021/06/22 (火)

蜜蜂と遠雷の登場人物たちのスピンオフ。短編集なので蜜蜂と遠雷を読んだ時のような感動はないけれど、各登場人物の関係が深く分かって興味深かったです。

ぽん さん | 岡山県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kou

    どの話しも短いながらも心に残る内容だった。本編の後が、少し描かれてたのが嬉しかった。次は塵の家族の話も読んでみたい。正直、塵の両親が、何処で出会って、どんな道なりを経て結婚したかが気になって仕方ない(笑)。

  • starbro

    恩田 陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『蜜蜂と遠雷』の主役たちのスピンオフ連作短編集、懐かしさはありますが、傑作『蜜蜂と遠雷』とは異なり、音楽が全く聴こえてきませんでした♪ 幻冬舎の売らんがための戦略は解りますが、出版しなくても良かった作品ではないでしょうか?

  • ウッディ

    「蜜蜂と遠雷」の登場人物たちのスピンオフ短編集。直木賞と本屋大賞をW受賞した前作を読んだのが3年以上前であるために、風間塵以外の登場人物のこともほぼすっかり忘れて いました。再読してから読むことをお薦めします。それにしても、登場するのは天才ばかりで、凡人である自分が悲しくなってしまいました。さらっと読めて、読後感も悪くないのですが、「蜜蜂と遠雷」を読んでいない人が、この本だけを読んで面白いと感じるのだろうかという疑問が残りました。作品の出来よりも、自分の記憶力の低さを責めるべきなのでしょうか?

  • しんごろ

    『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ集!『蜜蜂と遠雷』が重厚なフルボディのワインなら、『祝祭と予感』は、ちょっとスパイシーで蜂蜜の香りを放つライトボディなワインといったところかな。登場人物の様々なエピソードに感激。欲をいえば明石も登場してほしかったけど、ネタが豊富そうで長編になりそうかな。久しぶり会えた登場人物にただただ感激。個人的には『袈裟と鞦韆』、『鈴蘭と階段』がとくに際立ってよかった。

  • 抹茶モナカ

    『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集。本編を読んでから、結構時間が経ってしまったのもあり、キャラクターがうろ覚えで、なんとか読む。活字も大きく、一つ一つの話も短いので、この本の本編にも感じた漫画感がより強まってしまった。これは漫画『ピアノの森』のノベライズと言われても、そう思ってしまいかねないような。もっと遡れば、こういうピアノ天才少年がきら星の如く登場する作品はあるのかもしれないけど。この本は図書館で借りて済ますので十分だと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト