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日曜日は青い蜥蜴

Riku Onda

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480815514
ISBN 10 : 4480815511
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan

Content Description

本のこと。舞台のこと。映画のこと。物語のこと。無二の言葉で果てなき世界の「地図」を描く。満を持して放つ、10年ぶりの新刊エッセイ!

目次 : 1 人がすすめない読書案内(私の中高生時代/ 『虚無への供物』―中井英夫・その人々に ほか)/ 2 読書日記(「机から離れるな!」/ つい魔がさして ほか)/ 3 ブラッドベリは死なない(「すこしふしぎ」な、物語の中へ。/ 史上初、本物の「ジャンルミックス」映画 映画『クラウド アトラス』 ほか)/ 4 ひとの原稿は早い…はずだった(名セリフ!鴻上尚史『名セリフ!』/ あまりにも昭和的で日本的な吉田秋生について ほか)

【著者紹介】
恩田陸 : 1964年、宮城県生まれ。小説家。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第二六回吉川英治文学新人賞および第二回本屋大賞、06年『ユージニア』で第五九回日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で第二〇回山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で第一五六回直木三十五賞、第一四回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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恩田陸さんが好きな本や、舞台、映画のこと...

投稿日:2021/03/21 (日)

恩田陸さんが好きな本や、舞台、映画のことについて書いた書評などを集めたエッセイです。恩田陸さんの頭の中を少し覗けたような気がします。様々な作家や漫画家などに対するリスペクトがつまっています。上橋菜穂子さんの『精霊の守り人』に対する文章が印象的で、なるほどなぁと思いました。恩田陸さんが語る作家や本は膨大で、私にとっては未読の本も多く、あれもこれも読みたくなりました。

はれ さん | 島根県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    恩田 陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者のエッセイは、10年ぶりのため、初読です。タイトルに日曜日が入っていたので、本日(12/13日曜日)に読みました。素敵なタイトルなので深い意味があるかと思いきや、前回のエッセイが『土曜日の灰色の馬』(未読)だったため、『曜日+色+動物』とのことです。因みに次作は、『月曜日は水玉の犬』のようです。本作は書評中心の構成ですが、共読が10作程度なのが残念です。著者との共通点は、ほぼ同年代なのと、子供の頃、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ好きだったことでした。

  • 旅するランナー

    本や映画などの鑑賞系を中心にしたエッセイ集第二弾。主に2011〜2016年のもの。読書歴、嗜好、影響が素直に語られ、紹介された作品を読んだり観たくなったりします。さすが人気作家の筆力。それと、作者の本名「ななえ」さんと、山本周五郎との関わりなど、興味深いお話が盛りだくさん。姉妹本「月曜日は水玉の犬」も刊行されるそうです。

  • いつでも母さん

    私は語彙力が乏しくて上手く理論的にも語れない。感覚で…ただ感じるままの読書なのだ。だから恩田さんの紡ぐ世界に憧れたり、そろりと距離を置いたりしてる。本作は10年ぶりの書き綴ったエッセイ集のその1とのこと(その2は来年『月曜日は水玉の犬』)恩田さんが読んだ本や観た映画、舞台について。本当に好きなんだろうなが伝わる。どれも恩田さんの世界があった。そんな感じ。なんだか凄いなぁ。T章とW章が特に好きだった。

  • 紅はこべ

    恩田さんの読んだ本が、私の読んだ本、読みたい本とだいぶ重なるのが嬉しい。前から思っていたが、恩田さんは本の好みが一番合う作家。『裏切りの晩餐』なんて、絶対恩田さん好みだと思っていた。若竹さんへの思いがすごく胸に沁みた。恩田さんが好きな人は多分絶対若竹さんも好き。クイーン/カー派の新本格派の面々に対し、恩田さん若竹さんはクリスティ派。若竹さんの恩田さんへの思いも知りたいな。東京五輪についてはコロナ禍以前の文章だけど、既に五輪の無理さ加減を見抜いておられたのかな。

  • NADIA

    てっきり小説だと思った。恩田さんの小説っぽいタイトルだったから。読んでみると、エッセイに本や映画を絡めた、読書案内だった。恩田さんはさすがプロなので、読者としても超一流だ。達人のオススメする作品はどれもこれもが魅力的で、読んでみたくなる。紹介されている作品の中の星新一の『ノックの音が』は私も所有している(筈だ)。中学生の時に大好きで手当たり次第読んだ作家さんだ。収録短編すべてが「ノックの音がした」で始まることは知っていたが、後半にも同じ一文があるとは知らなかった。蔵書を探して読み直してみようと思う。

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