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七月に流れる花 講談社タイガ

Riku Onda

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065130216
ISBN 10 : 4065130212
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan

Content Description

少女が知る「夏のお城」の秘密とは。
稀代のストーリーテラー、恩田陸が仕掛けるダーク・ファンタジー
六月という半端な時期に夏流に転校してきたミチル。終業式の日、彼女は大きな鏡の中に、全身緑色をした不気味な「みどりおとこ」の影を見つける。逃げ出したミチルの手元には、呼ばれた子どもは必ず行かなければならない、夏の城―夏流城での林間学校への招待状が残されていた。五人の少女との古城での共同生活。少女たちはなぜ城に招かれたのか? 長く奇妙な夏が始まった。

【著者紹介】
恩田陸 : 1992年、『六番目の小夜子』でデビュー。2017年、『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    薄目の本なので、本を読み終えてしまって、中途半端な時に、隙間を埋める様に仕込んでいたので、季節感無視のタイミングとなってしまいました。何なら昨日、今日はリアルに肌寒いし。で、本書ですが、本格夏の始まりの時期でありながら、涼やかな感じなの。“とても蒸し暑くて風もない”と、書かれている個所も御座いますけど、場の雰囲気が冷涼としているのよ。理由不明の焦燥感が立ち込めていると言うか。不思議な世界観でした。

  • りゅう☆

    突然夏流城の林間学校に参加させられたミチル。「みどりおとこ」に案内され、女子6人での生活が始まる。そこには同じクラスの蘇芳もいた。3回鐘が鳴るとお地蔵様に手を合わせなければいけないとか、流れてきた花の色と数を記録するとか謎だらけ。塀の向こうの男の子が蘇芳と勘違いしたミチルに「酷い目に合わされる」と言う。そして一人いなくなり…。皆は何かを知っている。自分だけ知らない。次に消されるのは自分?これは恐怖だな。でも真実を知った時、悲しい現実に突き付けられるも全てに納得。そして塀の向こうでは何があったのか。八月へ。

  • りょうこ

    恩田さんと言うだけで購入する気はあったのですが.... 思いのほか薄く..調べると続き物でもう1冊予定が...。2冊まとめてくれたらいいのになぁ。なんて思いながらも表紙の美しさに買ってしまった(笑) 初めはこれ....解決するのか?ハラハラしたが...。うん!2冊に分けた理由が分かって納得! なんか不思議な世界感で.. すごく記憶に残るお話でした! 私は大好きです!

  • かわゆきか

    恩田陸さん久々に読んだ気がする。サクッと読めるボリューム。見え方によって想像が膨らんでいって実は、、、って感じが短い本の中でたっぷり楽しめました。

  • Makoto Yamamoto

    坂道と石段と石垣が多い町、夏流に転校してきたミチル。『夏の人』いう題で絵を描く課題をもらって描くと、周りは緑色の人を描き、ミチルだけが違った絵に。 友達がほとんどできない中、絶対に行かなければならない林間学校の招待状を受けとる。 ミステリー仕立てで、どうなるかと思っているうちに思いがけない展開に。。。さすが恩田さんだと思った次第。

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