CD Import

Roman Trilogy: Toscanini / Nbc.so+italian Opera Overtures

Respighi (1879-1936)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
72374
Number of Discs
:
2
Label
:
RCA
Format
:
CD

Track List   

クラシック曲目

すべての収録曲を見る

  • Ottorino Respighi (1879 - 1936)
    Pines of Rome
    Performer :

    Conductor :
    Toscanini, Arturo
    Ensemble  :
    NBC Symphony Orchestra
    • Period : 20th Century
    • Style : Tone Poem
    • Composed in : 1923-1924, Rome, Italy
    • Language :
    • Time : 20:47
    • Recorded on : 03/17/1953, Carnegie Hall, New York City [Studio]
  • Ottorino Respighi (1879 - 1936)
    Fountains of Rome
    Performer :

    Conductor :

    Ensemble  :

    • Period : 20th Century
    • Style : Tone Poem
    • Composed in : 1914-1916, Rome, Italy
    • Language :
    • Time : 15:7
    • Recorded on : 12/17/1951, Carnegie Hall, New York City [Studio]

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
トスカニーニとレスピーギは時代的にも同国...

投稿日:2013/11/06 (水)

トスカニーニとレスピーギは時代的にも同国人であることからも当然親交があり本盤に納められたローマ三部作の各初演にも大半関わってきておりこの本盤演奏はモノラルながら(私はLPで一部聴いていました・・・)以前から評価の高いものであります。どの曲もモノラル独特の雰囲気も含めてその迫力が凄いこととトスカニーニのNBCSOアンサンブルコントロールの精緻さに今更ながら舌を巻く始末であります。先ず「ローマの松」は1953年録音で演奏タイムは@2’35A6’36B6’48C4’53、お馴染の第1楽章のスタートからしたこの曲は第2楽章の底から突き上げるような轟き・蠢きそして特にアンサンブル精緻な第3楽章やクライマックスに位置づけられた第4楽章では容赦ないティンパニーの伴うインテンポでの凄さには曲が終わって暫く呆然とします。「ローマの噴水」は1951年録音@3’52A2’45B3’07C5’23なのですが第1楽章の静けさにもトスカニーニのコントロールの上手さが窺えます。いきなりの管での強奏で始まる第2楽章・・・次第に当然盛り上がるのですが決して乱れはしません。第3楽章凱歌的な処もよく整理されており最終楽章は遠くでの鐘なりいろいろな小当たりの打楽器は正しく黄昏的噴水ですね。一番何かと賑やかな「ローマの松」(1949年録音@4’48A6’55B7’08C4’47)での勢いにも単に「勢い」だけではなく底に流れる緊迫感が聴き読み取れます。第1楽章の凄い祭りの始まりと悲しみの行進との対比の絶妙さは聴き物、鐘なども混じっての山作りの上手い第2楽章そして第3楽章では跳ねる弦を管の旋律が縫って行きソロ弦が官能的に魅了します。活発な最終楽章では歌う処と踊る処が最後渾然一体となり決して力任せでなく説得力ある演奏であることを改めて認識させてくれます。ともすれば一様的演奏の印象を持っていたトスカニーニの存在感に脱帽! ローマ三部作ではいろいろな仕様盤があり夫々楽しみでもありますがこと演奏だけは最高と思って間違いないでしょう。オーケストラは勿論NBCシンフォニーで1950〜1953年に演奏されたイタリアオペラ序曲が本盤では併録されています。HMVレビューにちゃんと載っていますが一応和文紹介しておきますね→ロッシーニ・・・「アルジェのイタリア女」序曲(タイム7’20)、「セミラーミデ」序曲(同11’46)、「ウィリアム・テル」序曲(同11’58)、カタラーニ・・・「水の精の踊り」(歌劇「ローレライ」同6’25)、四幕前奏曲(歌劇「ワーリー」同6’35)、ドニゼッティ・・・「ドン・バスクァーレ」序曲(同6’31)、ヴェルディ・・・「運命の力」序曲(同7’07)、ポンキエッリ・・・「時の踊り」(歌劇「ジョコンダ」同9’37)(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

0

Recommend Items