L'heure Espagnole : Bruno Maderna / BBC Symphony Orchestra, Danco, Giraudeau, Hamel, etc (1960 Monaural)

片山杜秀氏も絶賛、狂気の指揮者マデルナ！
緻密さと爆発が同居する一世一代の大ラヴェル！

ブルーノ・マデルナ[1920-1973]は作曲家としても名を残していますが、指揮者としてもシェルヘンに師事し、ニューヨーク・フィル、シカゴ響、フィラデルフィア管弦楽団、ボストン響、LSO、BBC響、コンセルトヘボウなど世界のオーケストラを指揮し、録音を残しています。
　『スペインの時』は時計職人のトルケマダとその妻コンセプシオン、そしてコンセプシオンの浮気相手や時計屋の客達が織りなすドタバタ劇ですが、ラヴェルがつけた音楽は単なる喜歌劇には終わらない美しいもの。さらに時計の機械音を連想させる音なども見事にオーケストラで表現されていますが、マデルナの指揮はすべての要素を巧みに引き出したものとなっています。（輸入元情報）

【収録情報】
● ラヴェル：歌劇『スペインの時』全曲

　コンセプシオン：シュザンヌ・ダンコ（ソプラノ）
　ゴンサルヴェ：ジャン・ジロドー（テノール）
　トルケマダ：ミシェル・ハメル（テノール）
　ラミーロ：ジョン・キャメロン（バリトン）
　ドン・イニーゴ・ゴメス：アンドレ・ヴェッシエール（バス）
　BBC交響楽団
　ブルーノ・マデルナ（指揮）

　録音時期：1960年11月15日
　録音場所：BBC Maida Vale Studios
　録音方式：モノラル（放送録音）