SACD

Piano Concerto No.2, Paganini Rhapsody : Yukio Yokoyama(P)Tatsuya Shimono / New Japan Philharmonic (Hybrid)

Rachmaninov, Sergei (1873-1943)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
MECO1049
Number of Discs
:
1
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

横山幸雄が満を持して開示する、垂涎のラフマニノフのピアノ・コンチェルト

横山幸雄が6年振りに満を持して開示するコンチェルト・アルバムは、ピアノ曲史上最も名高いラフマニノフ第2番とパガニーニ・ラプソディのゴールデン・カップリングです。下野竜也指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団とのアンサンブルは、ライブレコーディングならではの、ドライブ感溢れるまさにアドレナリン全開の名演です。
 コンサート当日、鳴り止まない拍手に応えて演奏した『オマージュ・ア・ラフマニノフ』は、まさに横山からラフマニノフへの癒しのオマージュです。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
● ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
● 横山幸雄:オマージュ・ア・ラフマニノフ〜ヴォカリーズ


 横山幸雄(ピアノ)
 新日本フィルハーモニー交響楽団
 下野竜也(指揮)

 録音時期:2018年1月20日
 録音場所:神奈川県、横浜みなとみらい大ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid


【このアルバムについて】
「1月20日に横浜みなとみらいホールで開催された「ショパン&ラフマニノフ 珠玉の協奏曲の饗宴」で、横山はショパンの2曲のピアノ協奏曲とともに、ラフマニノフの《ピアノ協奏曲第2番》と《パガニーニの主題による狂詩曲》という、贅沢なプログラムを披露した。指揮の下野竜也と新日本フィルハーモニー交響楽団とともに、この豪華なプログラムを横山は見事に弾き切った。彼のコンサートのプログラムは長大で、少なくとも年に一度は8時間を超えるプログラムを行なっているが、そこには全身全霊をかけてステージに臨む彼の驚異的な集中力と、ひとつの目標に向かって極めようとする彼の求道者のような姿がある。
 このアルバムには、コンサート後半のラフマニノフ2曲とアンコールが収められている。ラフマニノフ作品のもつ濃密なロマンティシズムや甘美な叙情性を吐露するだけではなく、作品の底流をなす深い祈りを、横山は雄弁に語り尽くす。そこには、たんに作品を逞しく弾き切るだけにはとどまらない、彼の哲学的な想いが感じられる。
 《ピアノ協奏曲第2番》は、横山が最も演奏する回数の多い協奏曲だという。大河のようなダイナミックなうねりを、重量感のあるタッチを通して生み出してゆく。また、抜群の音楽構築は《パガニーニの主題による狂詩曲》においても優れて発揮されている。24 のそれぞれ異なる性格の変奏を多彩な表情で演奏するなかで、彼はラフマニノフの深層をくっきりと描き出す。そして横山の編曲による《ヴォカリーズ》では、深い翳りを帯びた旋律を通して、ほの暗い情熱が語られる。彼はピアノという楽器を人間の声のようにも、オーケストラのようにも歌わせる類い稀な天性の持ち主だ。また、彼は子どもの頃から作曲も行なっており、そうした一面もこの曲から垣間見ることができよう。
 これだけのヴィルトゥオーソ的なプログラムを圧倒的な迫力と精緻な情感を込めて表現できるのは、横山の正確無比な演奏技巧と音楽的に優れたバランス感覚、そして高度な集中力の賜物である。すでに日本を代表する名ピアニストの域に達した横山は、若くして注目を集め、常に日本の第一線で活躍してきた。このアルバムは、そうした横山のピアニスト人生を映し出している。」〜解説:道下 京子〜(メーカー資料より)

【横山幸雄 プロフィール】
1990年ショパン国際コンクールにおいて歴代の日本人として最年少で入賞し、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞など数多の賞を受賞。以来、人気実力ともに常に音楽界をリードするトップ・アーティストとして活躍している。
 ショパン生誕200年を迎えた2010年に、ポーランド政府より、ショパンの作品に対して特に顕著な芸術活動を行った世界で100名の芸術家に贈られる「ショパン・パスポート」が授与される。同年「ショパン・ピアノ・ソロ全166曲コンサート」を行う。多くの観客に感動と反響を巻き起こし、ギネス世界記録に認定されたこの公演は、毎年少しずつ形を変えて、ゴールデンウィークの恒例コンサートとなる。
 2011年デビュー20周年記念コンサートでは、チャイコフスキー、ラヴェル、ラフマニノフの協奏曲を一晩で
演奏し、満場の喝采を博す。
 2013年からベートーヴェン生誕250周年に向けてのシリーズ「ベートーヴェン・プラス」をスタートさせるなど、自ら企画する数々の意欲的な取り組みにより、高い評価を確立している。
 リリースされたCDは、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、国際F.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞等栄えある賞を受賞。
 2011年上野学園石橋メモリアルホールで行った「横山幸雄プレイエルによるショパン・ピアノ独奏曲全曲集」をホールとキングレコードとの共同事業(全12タイトル)でCDリリース、また、2012年にデビュー20周年記念コンサートのライヴ録音のCDをリリースした。アールアンフィニ・レーベル(ソニー・ミュージックダイレクト/ミューズエンターテインメント)からリリースされた「プレイズ・リスト2013」(2013年)、「プレイズ・シューマン2014」(2014年)、「プレイズ・モーツァルト2015」(2015年)、「アンプロンプチュ〜シューベルト即興曲集」(2016年)、「雨だれのプレリュード.ショパン名曲集」(2017年)、「ファンタジー」(2017年)はいずれも連続してレコード芸術誌で特選となった。
 TOKYO FM「横山幸雄のピアノでめぐり逢い」のパーソナリティをつとめ、東京と京都にレストランをオープンし音楽と旬の食をプロデュースするなど、活躍は多岐にわたる。
 上野学園大学教授、エリザベト音楽大学客員教授、日本パデレフスキ協会会長。(2018年7月現在)(メーカー資料より)

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