R・l・スティーヴンソン

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爆弾魔 続・新アラビア夜話

R・l・スティーヴンソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336072030
ISBN 10 : 4336072035
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

恐怖の爆弾テロリストたちの暗躍を物語の経糸にして、黄昏の世紀末ロンドン、合衆国の荒野、カリブ海の小島を舞台に繰り広げられる、怪奇で波瀾万丈な奇談の数々。ドイルやマッケンにも大きな影響を与えた連作小説、本邦初訳なる!!

【著者紹介】
南條竹則 : 1958年生れ。作家。著書に『酒仙』『魔法探偵』『人生はうしろ向きに』他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    『新アラビア夜話』のフロリゼル王子が帰ってきた!早々に明らかになるフロリゼル王子のその後には思わず、口が開きましたが、お元気そうで安堵しました。これはフロリゼル王子の下に集う3人の若人の3つの冒険の物語である。モルモン教のコミュニティに翻弄される美女、老婦人の駆け落ち劇と爆弾を作る革命家、ブードゥーの秘術と奴隷になる前の逃亡劇という、ホームズものなどの推理小説好きにはたまらない舞台にぐいぐいとのめり込みながら読みました。しかもこの作品は妻との合作なので女性陣が策略家でありながらも不屈で活発なのが光ります。

  • qoop

    三人の狂言回したちが三様に騙されるという枠物語調の長編。ミステリ仕立てだが構成は単純でご都合主義という指摘は免れないだろう。しかし騙す側と騙される側の関係性が各挿話で大きく異なる点は変化に富み、知らないうちに物語を展開させている仕掛けもまあ面白く、結末の明瞭さも含めてなかなか工夫のみられるところ。本邦初訳とのことだが、このレベルで読ませる作品であれば不思議に感じられる。訳者解説にある通り、女性の造形に注目すべきだろう。

  • ゆう

    入れ子式のエピソードがどれも面白かった。アラビアンナイトは読んだことないけど、同じような構造になってるんでしょう? ソルトレイクのモルモン教徒エピソードは「緋色の研究」より先に書かれてるんだな…

  • 黒とかげ

    うーん。感想を書くのさえ難しい。今の自分は評価すらできない。新しい世界の扉を開きたいのなら、読むべきである。

  • black_black

    物語の構造や言い回しに戸惑いもあったが、慣れてくると可笑しみ溢れる展開が多く楽しく読み進められた。登場する冒険者たちの間抜けっぷりがなぜか清々しい。

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