R・l・スティーヴンソン

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宝島 新潮文庫

R・l・スティーヴンソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102003046
ISBN 10 : 4102003045
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan

Content Description

死んだ老海賊の遺留品から「宝島」の地図を手に入れた少年ジム・ホーキンズは、医者のリヴジー先生や一本足の船乗りシルヴァーらと財宝を探しに孤島に向けて出帆した。ところが海賊どもの反乱が勃発。敵は十九名、ジムの味方は六名。息を呑む銃撃戦、恐怖の単独行の果て、ついにジムは宝のありかにたどり着くが…。読み継がれてきた不朽の冒険物語が鮮やかな新訳で待望の刊行。

【著者紹介】
ロバート・L.スティーヴンソン : 1850‐1894。イギリスの詩人・小説家。エディンバラ大学で工学を学ぶが、後に弁護士の資格を取得する。1879年にアメリカへ渡り、翌年結婚し帰国、『宝島』『ジキルとハイド』『誘拐されて』等を執筆する。生来健康がすぐれず、1890年より南太平洋サモア島に移住するが、4年後に急死した

鈴木恵著 : 1959年長野県生れ。早稲田大学文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    海洋冒険小説の嚆矢。こんな年齢になってから初めて読むよりは、小学生の頃に読んだ方が遥かによかっただろう。さぞかし血沸き肉躍ったと思われる。海賊、絶海の宝島、宝の地図と少年たちの冒険の必須アイテムが揃っている。その上に悪との戦いも用意されているのだ。この小説が支持されてきたのは、一見単純な筋立ての中にも造形の妙を持っていたからだろう。その最たるものが個性化された海賊ジョン・シルヴァーである。この男の一筋縄ではいかなさこそが、この作品に厚みと、19世紀小説としての面白みを付与しているのである。

  • 扉のこちら側

    2016年736冊め。先日同じ新潮文庫の旧訳版を読了したばかりだが、先月出たばかりの新訳が気になって読了。旧訳版ももちろん面白いのだが、現代人としてはやはりニュアンスなどは断然こちらの方が理解しやすい。地の文でのジム少年の一人称が「私」になっているあたりで大人びた雰囲気に。そしてジョン・シルヴァーは相変わらずかっこいい。

  • しゅう

    少年少女のための冒険譚、かと思って読み進めていたらいささか思いがけぬ展開に…。一人称語り部のジム・ホーキンズは思いのほかスタンドプレーが目立つ。結果オーライなのだが、一つ間違えば大惨事に。何よりも不可思議な存在だったのが敵役のシルヴァー。身の毛もよだつ強面の殺し屋の顔を見せたかと思えば、寅さんばりの人情家になったり。対応できないよ!大団円のエンディングはよかったが、なんだか不思議な感じがした読後感だった。

  • aika

    読む前はお宝を目指して航海に出るワクワクな冒険譚を想像していましたが、まさかこんなに恐ろしい海賊たちが大暴れする、時にバイオレンスな話だったとは思いもしませんでした。ある日突然宿屋にやって来た恐ろしく、風変わりな老人の死によってもたらされた宝島の地図。宿屋の少年ジムと、財宝をめぐって骨肉の争いを繰り広げる海賊たちの乱闘は、文字から浮かび上がってくるものに思いを巡らせるだけで鳥肌ものでした。序盤の宿屋での場面からラストシーンまで、一瞬一瞬がドラマチックで、息つくひまもなくドキドキさせてくれました。

  • Aster

    ほぼ1日で読み切った。リアルな冒険物語だった。その上読みやすくて、本を閉じる暇がなかった。 そして悪役も含め登場人物は皆個性的で、宝の在処よりも人と人との掛け合いや対立がこの本の魅力の一つのように思えた。 しかしながら児童文学ではないと思いますねこれは…ガリヴァー旅行記も然りですが…

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