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ISBN 10 : 4393365488
Content Description
穏やかな人が、突然キレて、暴力行為に及ぶことは珍しくない。導火線に火がついたら最後、私たちの脳にある「殺し」のプログラムが作動するのだ。人間が我を忘れるのは、どのような状況においてだろうか。それは、ピンチにおいて「火事場の馬鹿力」になりうるか。常識では説明のつかない行動の意味を、スリリングに解きあかす。
目次 : 第1部 激情反応(突発的な暴力/ 激情の神経回路/ トリガーは何か? ほか)/ 第2部 警戒警報(正しいことをすばやくやる/ 脅威の風味/ 英雄と臆病者 ほか)/ 第3部 調和の道(セックス、そして愛/ 争いに満ちた世界/ 回路を超えて)
【著者紹介】
R・ダグラス・フィールズ : Ph.D。神経科学者。脳の発達、ニューロン‐グリア相互作用、記憶の細胞メカニズムに関する世界的権威。メリーランド州ベセスダの国立衛生研究所(NIH)主任研究員。1994年に国立小児保健・人間発達研究所(NICHD)の神経細胞学・生理学ユニット長、2001年にNICHDの神経系発達・可塑性セクション長に就任。学術誌『Neuron Glia Biology』編集長、および神経科学分野の学術誌数誌の編集委員を務めている。メリーランド州シルバースプリング在住
米津篤八 : 英語・朝鮮語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞社勤務を経て、ソウル大学大学院国史学科修了
杉田真 : 日本大学通信教育部文理学部文学専攻(英文学)卒。現在、書籍などの翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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