R・ターガート・マーフィー

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日本‐呪縛の構図 下 ハヤカワ文庫

R・ターガート・マーフィー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150505141
ISBN 10 : 4150505144
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アジア・太平洋戦争から福島第一原発事故まで、近現代の日本が直面してきた危機の背後に見え隠れする「呪縛の構図」がいま、ますます表面化しつつある。機能不全の政治、相次ぐ企業の不祥事、緊張高まる東アジア情勢、矛盾を許容する社会…こうした諸課題を解決へとみちびくために、私たちがとるべき道とは?第48回衆議院選挙の結果やトランプ米大統領の初来日をうけて行なわれた津田大介氏との緊急対談を巻末に収録。

目次 : 第2部 日本を支配する「歴史の呪縛」(経済と金融/ ビジネス/ 社会的・文化的変容/ 政治/ 日本と世界)

【著者紹介】
R・ターガート・マーフィー : 筑波大学名誉教授。1952年、ワシントンD.C.生まれ。15歳で初来日、20代で再来日し、以後40年ほどを日本で過ごす。ハーバード大学(東洋学専攻)卒業、同ビジネススクールMBAプログラム修了。バンク・オブ・アメリカ、チェース・マンハッタン、ゴールドマン・サックスの各東京支社などで投資銀行家として活躍し、1992年に経済評論家として独立。98年筑波大学客員教授、2005年から2016年まで、同大学院ビジネス科学研究科教授(国際経営プロフェッショナル専攻課程。国際関係・経済学、国際金融市場担当)。ブルッキングス研究所在外シニア・フェローも務めた。他の著書に『円デフレ』(三國陽夫との共著。米国出版社協会の選ぶ学術・専門図書賞“経済書部門”受賞)など

仲達志 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    もっと読まれていい本であると思われます。日本人が書くとどうしても同質意識が働いてここまで客観的になれるかと感じられます。最近の企業の問題東芝や進行などの経済事件にまで触れて書かれています。マスコミを騒がせている森友・加計問題などの根本をよく分析しています。テレビや新聞などを見るよりもこの本を読んだ方が物事の本質がわかる気がします。

  • てつ

    興味深く読ませて貰いました。ふだんビジネス書を読まないせいもあって、経済関係に関してはよくわからない箇所もあったが、後半は安倍政権のもつ危険性を明確に論じ共感できることも多かった。世間では酷評されていた菅(かん)総理もまずは動いて何とかしようとしたというで評価している。何よりも外国の方は日本をこんな風に見てるんだという視点を教えてくれた。お勧め!

  • やいっち

    実に読むに値する本だと、上巻共々実感させられた。  日本人には、特に既得権益に固執する政治指導者層には耳が痛い意見も多々含まれる。それでも、心ある人には読んでほしいと思う。  下手な感想など要らない。  過日、本書からほんの一部を抜粋して示した: http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/2018/01/post-aa62.html 

  • to boy

    現代の日本の政治を分析した生々しい内容に驚き。一人の米人の考察なので素直に頷けない個所もあるが、日本の政治に如何に米国(の官僚)が関わってきたのかびっくりでした。日本の利益にはこれっぽっちの興味もない米国に安全保障をお任せしていることの危険性、戦後の五十五年体制からずっと米国の属国化し、中国も日本を独立国としてみなしていない事などから最後にはこれからの日本の進むべき道筋を描かれていて好感が持てました(内容に賛同している訳ではないけど)。元々海外向けに書かれた著作なので上巻の日本の歴史紹介も必然性ありです。

  • Mitz

    米国人という“外”と40年以上日本で過ごしたという“内”、その両方の立場を持つ者だからこそ書き得たのだろう卓越した日本論。極論や安易な二項対立に陥らず、客観的に賞賛と批判を論じており秀逸。普通なら自分の中の矛盾に葛藤するだろう。著者のような知性が高い人なら尚更である。だが、その葛藤や不自然さがないのは、著者が日本を愛しているからだ。読んでいて、本気で日本を愛し、憂い、良い方向に進んで欲しいと願っている事が分かる。巻末の文庫版用の対談で、ごく最近の大企業による品質改竄問題にも言及しており、抜群の読み応えだ。

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