[USED:Cond.AB] Brazil!: Quatuor Ebene Bernard Lavilliers Stacey Kent

ブラジル！
エベーヌ四重奏団、ほか

「ハイドン、ベートーヴェンやバルトークをリハーサルしている時でさえ、即興的にそして新しいアプローチを創るというのが隠された夢」と語るエベーヌ四重奏団は、クラシック枠から踏み出した多彩な活動でも高い評価を得ており、ニューヨーク・タイムズ紙で、「ジャズ・バンドヘと自在に変容することができる弦楽四重奏団」と称賛されるなど、そのボーダーレスなセンスには注目が集まってもいます。

【ブラジル！】
今回のアルバムは、「ブラジル」に関連するコンセプトにより制作されています。サンバやボサノヴァだけでなく、同じ南米つながりでピアソラの曲も収録、さらにスティングやマイケル・ジャクソン、チヤップリンなどポップスやスタンダード・ナンバーにラテンなアレンジを施してもいます。しかもラストは、テリー・ギリアムの有名な映画『未来世紀ブラジル』のテーマともいえるアリ・バホーゾの「ブラジルの水彩画」にちなんだエベーヌ四重奏団の4人によるオリジナル・ナンバー『ブラジル・オデッセイ』というユニークな構成になっています。
　ゲスト・ミュージシャンのステイシー・ケントは、アメリカのジャズ・ヴォーカリスト、ベルナール・ラヴィリエはフレンチ・ポップスの大御所です。（ＨＭＶ）

【収録情報】
1：オ・グリンゴ＜異邦人＞（ベルナール・ラヴィリエ）
2：ソー・ナイス（ヴァルコス・ヴァーリ）
3：アイ・キャント・ヘルプ・イット（スティーヴィー・ワンダー）
4：アナ・マリア（ウェイン・ショーター）
5：フラジャイル（スティング）
6：ギター・ソング（ベルナール・ラヴィリエ）
7：3月の雨（アントニオ・カルロス・ジョビン）
8：ベベ（エルメート・パスコアル）
9：アイス・ホテル（ジム・トムリンソン）
10：サロメ（ベルナール・ラヴィリエ）
11：リベルタンゴ（アストル・ピアソラ）
12：スマイル（チャーリー・チャップリン／ジェフリー・パーソンズ／ジョン・ターナー）／
13：ブラジル・オデッセイ−アリ・バホーゾの主題による（エベーヌ四重奏団）

　エベーヌ四重奏団
　　ピエール・コロンベ（Vn）
　　ガブリエル・ル・マガデュール（Vn）
　　マチュー・ヘルツォク（Va）
　　ラファエル・メルラン（Vc）

　ベルナール・ラヴィリエ（Vo: Tr.1,10）
　ステイシー・ケント（Vo:Tr.2, 3, 5, 7, 9, 12）
　ジム・トムリンソン（sax:Tr.9）、ほか