SACD

Madama Butterfly : Herbert von Karajan / Teatro Alla Scala, Maria Callas, Lucia Danieli, Nicolai Gedda, etc (1955 Monaural)(2SACD)(Hybrid)

Puccini (1858-1924)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
WPCS12961
Number of Discs
:
2
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

Japanese remastered 2 x Hybrid SACD pressing. Warner. 2014. Madama Butterfly (Madame Butterfly) is an opera in three acts (originally two acts) by Giacomo Puccini, with an Italian libretto by Luigi Illica and Giuseppe Giacosa. The libretto of the opera is based in part on the short story Madame Butterfly (1898) by John Luther Long - which in turn was based partially on stories told to Long by his sister Jennie Correll and partially on the semi-autographical 1887 French novel Madame Chrysanthme by Pierre Loti. Maria Callas was born Maria Anna Sophia Cecilia Kalogeropoulou in New York on 2 December 1923 to Greek immigrant parents Evangelia and George Kalogeropoulos. In 1937 Evangelia separated from her husband and returned with her two daughters Maria and Jackie to Greece, where she intended to give them the musical education she could not afford in America. Maria began her vocal studies with the soprano Maria Trivella and the following year she became a pupil of Elvira de Hidalgo, who concentrated on coloratura training. The young Mary Kalogeropoulou, as she was then known, made her stage debut at the age of 15 as Santuzza in a student production of Cavalleria rusticana, and in June 1940 she joined the National Theatre company in Athens, and her first engagement was to sing songs in Shakespeares Merchant of Venice at the Royal Theatre.

Track List   

Customer Reviews

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モノラル録音なのが残念ですが、音質は悪く...

投稿日:2017/10/08 (日)

モノラル録音なのが残念ですが、音質は悪くありません。演奏はさすがカラヤン、素晴らしい蝶々夫人です。歌手ではとくにニコライ・ゲッダがいい。持っていても損ではありませんね。

johnbach さん | 東京都 | 不明

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「蝶々夫人」は日清戦争が始まる頃(1904年?...

投稿日:2011/04/03 (日)

「蝶々夫人」は日清戦争が始まる頃(1904年?)の時代設定で長崎を舞台とした没落士族の娘 蝶々さんとアメリカ海軍士官 ピンカートンとの悲恋物語で現地妻となった蝶々さんの純愛がピンカートンに踏みにじられ、ピンカートンの新妻に子供だけ引き取られたものの、当然蝶々さんは捨てられ父親の形見刀で自決してしまうという悲しい物語でマァ話しは単純ではあります。長崎のグラバー邸にはかつての蝶々夫人の名歌手 三浦環が子供を脇にした立像がありますね。その三浦環と同様少し先輩である芸能人 川上貞奴と1902年パリ万博で会ってのイメージから作曲したとも言われるプッチーニの当時の理解レベルでの日本女性を題材にしたオペラは一世紀の年月を経て彼の代表的作品の一つに成長して行ったわけです。三浦環は海外で「蝶々夫人」の公演を何度も行い彼女自身が有名アリア「ある晴れた日に」を1910年代後半に吹き込んだという盤(タイム4’28)もあるそうです。殊に日本では曲中に様々な日本旋律(越後獅子、君が代、さくらさくら、お江戸日本橋、ギッチョンチョン節、宮さん宮さん、かっぽれ節、推量節など)やアメリカ国歌が導入されてより親しく身近に聴かれていったものと思います(これら日本旋律はプッチーニが当時駐イタリア大使夫人から収集したものらしいです)。第1幕途中などの改宗場面では神仏混同も止むを得ないのでしょう。さて、従って本盤は本作品作曲からトスカニーニによる初演を経た概ね半世紀後1955年の演奏録音でありモノラルながら更に半世紀以上その地位を維持し現在でも代表盤として愛聴されているのはやはりM.カラス(S,当時32歳)の名唱がイタリア物を独墺系のカラヤン(同47歳)が乗り込んで?イタリア地元のOCTSMを振っての雄弁なサポートで聴けるからではないでしょうか。演奏タイムは第1幕51’21,第2幕第1場52’26,同第2場34’18で中でもあの有名アリア「ある晴れた日に」は4’38で結びに向かうにつれての迫力は凄いです・・・このアリアについてはこの録音の前年セラフィン/PHOとの共演分(4’34)も有名オペラアリア集盤などに入っております。私たち日本人の感覚ではカラスにとて日本の純情な十代女性を(勿論誰が歌っても)百パーセント満足の演技を期待するわけには行きませんが可憐な心情・心模様を抜群の安定した音程声色で前半十代女性をやや化け物的ではあってもコントロールしそして後半母親的強さを迫真にこなした処が聴きものであります(そのカラスも確か1975年頃の日本でのコンサートが最後だったと記憶しております)。ピンカートンを演ずるN.ゲッダ(T,当時30歳)も少しノーテンキな性格を上手く健闘しているかと思いました。他の独唱陣もそれぞれ頑張っております。第1幕終盤のカラヤン側は先にも触れた様にカラスの威力に相伴するかの如くドラマチックに時としてその高まりを緊張感で増長させ素直さ・爽やかさがねちっこさに挟まってまだカラヤンにはあった事の証しでもあります。各場での前奏と最終場後奏(日本旋律を葬送的に強調しています)でのオーケストラコントロールは勿論、第1幕SとTとの甘い会話やりとりからの感情の高ぶり場面や第2幕第2場でのピンカートン、シャープレス(M.ボリエルロ、B)、スズキ(L.ダニエリ、MS)等夫々の立場で悩む場面などオーケストラの上手いフォローが印象的であります。カラヤンは後年1974年VPOと組んでフレーニ、パヴァロッテイ他によるCD、同年同オーケストラでフレーニ、ドミンゴ他によるDVD盤を収録しておりますが息の長さでは本盤演奏・・・これにも他に様々な異盤があります・・・には届けないのでは。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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