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Romeo & Juliet: Gergiev / Kirov.o

Prokofiev (1891-1953)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
464726
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD

Product Description

1990年デジタル録音。激しく悲しくしかも荒々しいというロシア的な属性をきわめた素晴らしいプロコフィエフ演奏。西側で洗練され過ぎてしまったこの作品に本来のロシアン・パワーを回復したプロコフィエフのエキスパート、ゲルギエフ会心のレコーディングと言えるでしょう。こういう演奏で聴けば全曲版と抜粋版の質的な違いは明白です。

・プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』全曲 op.64

 サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団
 ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)

 録音:1990年8月、サンクトペテルブルク[デジタル]

Track List   

クラシック曲目

  • Sergei Prokofiev (1891 - 1953)
    Romeo and Juliet, Op. 64
    Performer :

    Conductor :
    Gergiev, Valery
    Ensemble  :
    Kirov Theater Orchestra
    • Period : 20th Century
    • Style : Ballet
    • Composed in : 1935-1936, Paris, France
    • Language :
    • Time : 145:31
    • Recorded on : 08/1990, Kirov Theater, St. Petersburg, Russia [Studio]

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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素晴らしい名演だ。ゲルギエフは、3年前に...

投稿日:2011/01/30 (日)

素晴らしい名演だ。ゲルギエフは、3年前にも、現在の手兵であるロンドン交響楽団とともに、同曲の再録音に臨んだが、当該盤も、近年のゲルギエフの進境の著しさを表す名演ではあった。しかしながら、オーケストラの性格も多分にあるとは思うが、やや角のとれた円満さが目立つきらいがないわけでもなかった。ところが、本盤は、今から20年も前の、ゲルギエフが新進気鋭の指揮者として注目を広めつつあった時期の録音でもあり、しかも、オーケストラがマリインスキー劇場管弦楽団であることもあって、ロシア風の民俗色溢れた力強い名演に仕上がっている点を高く評価したい。最新盤とは異なり、SACDマルチチャンネル盤ではないが、従来盤であっても、素晴らしい音質で捉えられており、音質面においても、遜色のないものとなっている。ゲルギエフの素晴らしい点は、新盤でもそうであったが、オペラを数多く指揮している指揮者だけに、長大な作品全体を、冗長さを感じさせることなく、実に見事に纏め上げている点であり、2時間以上も要するこの作品を、聴き手の集中力をいささかも切らせることなく、一気呵成に聴かせてしまう点は、オペラ指揮者としてのゲルギエフの真骨頂とも言える。いい意味での演出巧者とも言えるところであり、これはゲルギエフの指揮者としての大きな強みと言える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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